足を滑らせ自殺したら転生して魔物使いになった!?
ペペロンチーノ
第1話 夢に見た異世界転生
会社での飲み会でハメを外しすぎてしまい上司を蹴ってクビになったので、ビルの屋上に行ってフェンスを乗り越えた
天弥 駆眞(あまみ かるま)陰キャのボッチ22歳
「はぁ〜なんであんなに飲んでしまったんや俺は…会社クビになったし親とは絶縁状態やしどうしたらええねん…」
ブツブツ言っていると強風にあおられ足を滑らせて地面に向かって落ちていく。
「ちょっ…えっ!?」
急な事なので理解が出来ず地面に叩きつけられる。
「痛ったぁぁぁぁ!?ってあれここどこや?」
周りを見てみると何も無く自分は椅子に座っていて、前を見てみると小さい幼女が寝ていた。
「ん?なんかガキ寝てるけど何をしてるんやろ…」
ゆっくり立ち上がり少しづつ近づくと幼女はガバッと起き上がり、こっちを見るなり走ってきた。
「初めての訪問者なのぉ〜!!」
走ってくるなり抱きついてきた。
「抱きつくなよ!?」
「初めて来たなの!だからいいなの!」
「意味わかんねぇ事言うなぁ!」
無理やり幼女をどける。
「痛いなの…えーんえーん」
手で目を隠し嘘泣きを始める幼女、しかし天弥は幼女を泣かしてしまったと思い
「ご、ごめん…痛かったなぁ…」
幼女の前に行き頭を撫でると
「騙されたなの!もう離さないなの」
と言うと幼女とは思えない力で手を握る
「痛い痛い痛いっっっ!?」
振りほどこうと思っても全然振りほどけず1時間後には疲れて椅子に座った
「疲れたし逃げねぇからガキ離してくれ…」
「ガキじゃないなのルフランなの!」
「そ、そっかルフラン逃げないから離してくれ」
「分かったなのぉ〜!」
「なんなんだよ、力強すぎだろこのガキ…」
「またガキって言ったなの!(怒)」
「ごめんごめん…てかここどこなんルフラン」
「ここはルフランの部屋なの!」
「部屋って…ルフランって親とか居ないの?」
「親?何なの?ルフラン神だから分からないなの!!」
「神?」
「そう転生の神なの!それでお兄さんは何処から入ってきたなの?」
「ビルから落ちて気づいたら、ここに居て椅子に座ってて……転生の神!?じゃあ俺、転生出来んの?w」
「転生の神だからお易い御用なの!」
転生の神ルフランは胸を張って元気よく自慢する
「じゃあ転生させてくれよ!」
ワクワクしながら言ってみると
「分かったなの、初めてだからミスしても怒らないでなの」
「はっ!?初めてってどう言う事だy……」
ニコッと笑いながら天弥の足元に魔法陣が出てきて眩しい光が広がる。
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