第31話中国民間企業への単身赴任
ある時取引のあった会社の中継で、中国への指導者としての赴任の話が有った!
急な話なので戸惑いもあったが話だけは聞いてみようと思ったのは2008年1月で北京でオリンピックが開催される年だ。
私は小さな工場を借りて細々とやって居て、忙しい時だけ応援を頼んだりして、あまり忙しくも無い時期だった。
中国の杭州付近でエレベーターやエスカレーターを主に生産している民間のグループ企業で、三月初めに中国に行って現地の面談で結果が出ると言う。
紹介する会社は普段、日本に技能実習生などを送り込んでいる会社で、今回始めて中国国内の企業に指導者を斡旋するとの事であった。
担当者は早稲田大学で弁護士の資格を取った40歳代の女性弁護士の李さんで、普通に日本語で会話が出来る。
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