第27話千種町に自宅
千葉に出てきて9年目になるが、千葉市花見川区千種町にローンで家を建てた敷地25坪の分譲地で後輩の家も同じ時期に建て、それまでの船橋からの車での通勤は無くなった。
私は従業員にも一軒買うように勧め、20軒ばかりの分譲地で社員含めて3軒が私の事業関連であったが、早速引っ越したら町内の役員や国勢調査などを頼まれたものだ。
町内の役員は一年で交代だったが、国勢調査は五年ごとにやるが、希望者が少なくその後、こてはし台に移っても頼まれて結果3度もやってしまったものだ。
手当と政府からの感謝状をもらったが、事業が大変な時でそれどころでは無かったのに、今考えてみてもよくやったものだと思う。
千種町に引っ越したころは、津軽三味線に夢中で町内の公民館を借りて教室を開いたり、武道館で開かれる全国大会にも毎年参加していたもので、団体合奏の部で優勝したことも有る。
今となっては懐かしい思い出であるが、事業が左米になったので家元に休暇をもらっている間に、ひょんな事からシャンソンの世界にのめりこんでしまったのであるが、これも30年近く続いたが、会員の総意で解散した。
然しまだ銀パリが有った時代で、シャンソン史に一石を投じたとの認識はある。
今でも薄い付き合いが続いているが、人前で歌うことは多分もうないでしょうと思うが、気が向けば有るかも知れないと思い、この間久々にギターを持ってみたが、コードの抑え方もすっかり忘れていたのにはビックリであった。
そんなことを思い浮かべた今日この頃である。
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