タアアタの本物川語り【カクヨムバトルフリースタイル】

ウゴカッタン

本物川の流れについて

 ではお話しさせていただきます、タアアタと申します、ツイッターのほうで会った方もいるかもしれませんね、僕が今回話すのは本物川さんについてのことです。


 本物川、と聞くと、本物川大賞を思い浮かべる人がいたとすれば、カクヨムで活発に開催されていたんだなとしみじみしますが、実を言うと僕は本物川大賞の第一回あたりは目視していたのですが、それ以降の流れについては皆目見当がつきません、というものの、もともと小説を読むのも書くのも苦手なので、ついていけなかったのです。


 じゃあ、本物川に関して何も語ることが無いのではないか? 本物川といえば本物川大賞だろう? とお考えになられる方も多いかもしれませんが、少なくとも僕は、本物川さんが本物川大賞を開く前から、ある程度、追っかけておりました、今回はそんな本物川さんに関してのお話しをしたいと思います。


 まず、僕は本物川さんのマンガをB5のコピー用紙3000枚を使って描いていたことがあります、その作品が、聖本物川語りというのですが、紹介はこちらです↓


https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054935359835


 カクヨムのイベントで聖本物川語りに関して語る物語を書く企画をやっております、その企画に入ってるURLから聖本物川語りという漫画作品にはアクセスできると思います、まあ興味があられたら一度見ておいても損はないですが、この漫画、本物川さんとその周りの話をある程度知らないとあんまり内容がわかりません。(※一部作者がずっと絵を描き続けてるだけのところもあるので、全く読めないというわけではないですけどね)


 で、本物川さんについてですが、かの概念が生まれる変遷に関して割とおおざっぱに話します。


 まず”ふたば”という画像投稿掲示板がありました、そこでは、決まった時間になったりスレッドが乱立したりすると自動的にスレッドが消えてしまい過去ログもほぼ消失するという具合から、流れても良いような画像のコラージュや、あるいはイラストや興味のある話題などでそこの住人たちが楽しんでたという具合です、本物川さんもそこの住人であったかは定かではありませんが、どうもローゼンメイデンの真紅を描いていた経緯というものがそのあたりの名残であるらしく、後に本物川さんのメインビジュアルがその漫画を基にしたものになります。

 で、ここで割と一連の流れとしてコラージュを住民たちはアニメのコラージュや色々とネタを楽しんでいたわけですが、ある時出てきたキメラこなたという、見たことあるアニメキャラクターやイラストの部分をつぎはぎしたような存在が生まれてしばらく流れがあったのですが、何故か、ふたばで生まれたそのキャラクターを中心に据えて現代アーティストが作品発表をしたという流れで、その行為に対して当然、住民は祭り騒ぎになります、その現代アーティストが活動してるpixivも現代アーティスト側を割とひいきにしようとしてる流れがあったらしくpixivも一時炎上し、この問題に関してを総括して現代アート騒動と呼びます。

 この現代アート騒動、何が問題なのか分からない人も多いかもしれませんが、まずアングラで黒に近いグレーゾーンでキャラクターを自由にコラージュして遊んでる総合画像掲示板という場所から、イメージをそのまま流用して現代アート作品として発表すること自体が問題だと分かる人はまあ事の流れを理解いただけたとは思いますが、用は既存のアニメキャラクターを無断転載することって根本からいけないことであるのは確かで、さらにそれを自分の作品として無名の人達から奪う形でコラージュ作品として発表するというのは、作家生命的にどうなのでしょうか?

 アウトではないでしょうか? たとえ、その作品を投稿した名無し当人であったとかだったとしても、そもそも人のキャラクターを流用して遊んでるわけですから。


 で、祭りは問題の現代アーティストを抱えてるpixivの運営などにも問い合わせたり、現代アートのタグに画像掲示板の住民の方たちが流入して、どんがどんが、と大騒ぎし、大量の祭り作品がpixivの新着作品のtopを埋めたり、あるいはランキングに入ったりという具合でこのことを知ったひとも数多くいたという具合です、当然僕も、その流れから騒動を知りました。(当時pixivで僕は活動していたので)


 何にしてもその現代アーティスト達の作品というのが割とその後も物議をかもします、アニメのイラストを見つけてきてそれをバラバラにして組み合わせたものを現代アートとして発表したり、またある時はアニメのキャラクターに絵の具をぶちまけたようなものを作品として展示したり、大量の同人作家さんの同人誌を買ってきて床にぶちまけて踏み絵アートと称して遊んだりと、好き勝手やってました、正直、あまり関わりたいとは思わないですが、割に芸術、美術界隈では普通の事みたいに流されてて、ポケットのモンスターの電気ネズミチュウに卑猥な局部を描いて発表したりと一般の人からしても不快だったということもあるのですが、なんでもそうなんですが、珍しいものをさも良いものみたいに扱う人にとっては、それがマスターピースだとかなんとかだったらしく、余計に火に油を注ぐことになり、一部の絵描きさん、イラストレーターさん、漫画家さんからすると現代アートに対しての株がダダ下がりです。


 こうして現代アート死ねという気持ちを表明する人も多くあらわれて、現代アート死ね子さんというキャラクターもその祭りの分派して出てきていた具合です。


 まあここら辺、で本物川さんの話しないとずれてるのでしますが、問題の現代アーティストを擁護するサイドにとある川を名に持つpixivアカウントがあったのですが、その方と真紅を二次創作的に描いてる人のレスポンスバトル的になった結果として、twitterアカウントに本物川さんが誕生しました。


 言ってることの意味が分かりませんが、僕も流れを完全把握しているわけではないので、許されざることをした現代アーティストの魔の手が真紅のイラストに対するぶっかけアートみたいなのを出したのが多分、事の流れなのだと思うのだわ。

(まあよくわからない人にはわからないとは思う)

これが2011年から2013年位まで大体、ずっと現代アート騒動を僕が追っかけるきっかけになったのですが、その先鋒で常にどんがどんがしてた人がQちゃんというのですが、まあその人をはじめは追ってたのです、すごい勢いでしたので、ですが、途中で本物川さんが現れると、だんだんとどんちゃんさわぎの祭りに知性的というか、一定収束する兆しのようなものが現れて、Qちゃんのからだを張った行動に対して、理性的に物事を語る本物川さんと少しずつ推移していき、最終的にtogetterにまとめられる二方のレスポンスの応酬で、ギャラリーが本物川さんのほうに傾きます。

 まあQちゃんのほうが割と目立つことよりも勢いで動いていたこともあって、それに比べて本物川さんはビジュアルが分かりやすかったのもあったのと、ノリがついていきやすい人にとっては理性的になれて楽だったという具合で、気づいたら、本物川さんが割と問題を落ち着いて見て追うという具合になって、一時期の祭り騒ぎは鎮火したという具合で、ええ、僕はちょっともやっとしました、もう祭り騒ぎはお終いなのかと。


 で、最終的に僕は本物川さんのことを描くことでこの流れに加わってたということを残したいと考えたという具合なのでしょう、何よりもこの問題を割と多くの人に知ってほしかったからということもあるからでしょう。


 今も許されざるものなのかは知りませんが、現代アーティスト集団のカオスラウンジがしたことは、現代アートとアニメやそれに続くファンを不安にさせたのは確かで、そこで残ったものは長く語り継がれることになっても良かったはずです。


 僕が途中で筆を止めなければ、もう少し踏み込めたのかもしれませんが、今はこれが精いっぱい、また時間のある時に、お話ししたいと思いますが、本物川さんについて、知りたいという人がいたら、またコメントいただければ続きを描くモチベーションがあがるかもしれません、はい。

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