ファンタジー物語についての考察
淡水うさぎ
アイテムボックスについての考察…のはずだった。
アイテムボックス
異世界物に よくよく登場するアイテムボックスや
基本的な仕様として、『生物は入れられない』『時間停止』『容量無制限』まぁ作品によっては例外もあるが…
では何故そのような仕様なのか?
まず思い付くのは『作者の手間省き』だろうか?
考えてみてほしい。単純な冒険物での夜営シーンや戦闘シーン。
夜営シーンにおいては 調理道具や飲料水、寝具等々が必須であり
尚且つ、戦闘シーンでは それらに加え 武器防具、回復アイテム等々、「それ…どこに持ってたの??」と言いたくなるような道具なんかも出てくる。
読み手が疑問に思う事を 一挙に解決するのが『アイテムボックス』なのである。
ファンタジーなんだから そんなのあると良いよね〜的な そんなご都合主義の集大成が…。少し言い過ぎか?
『生物は入れられない』仕様は読者のツッコミ回避かなぁ?
仮に『何でも入るアイテムボックス』など バランスブレイクどころか ストーリークラッシュになり得る。
使い方を工夫すれば、どんな強敵も
終いには 大陸ごとアイテムボックスに収納してしまえばそれで解決してしまうのだ。もちろん その惑星ごと…。なんてのもあり得るのかもしれないが、そんなことすれば 何も始まらないし 何もかもが終わる。
さて、『生物は入れられない』仕様で困るのが 食材扱いされている『活魚』である。しっかり生物なので もちろんアイテムボックスには 活きたままは収納できない。
主人公の多くは 日本人もしくは 元日本人であるので(転移 転生系物語に限り) やっぱり刺し身 喰いたいんだろうね。
寄生虫の問題があるから現地の人は食べない。したがって 生食不可。
そこを解決するのが…。
そう『アイテムボックス』なのである。
コレは驚いた事に
寄生虫の宿主が死んでいれば アイテムボックスに入れる。が、寄生虫そのものは まだまだ元気に活動中。なので アイテムボックスには入れない。そしたら 弾き出されてしまったな。
おやおや?ちょっと待てよ??
物語の定番である 魔獣やモンスター等々の死体。もちろん死体なのだから そのままでは腐敗が始まる。
その腐敗を防ぐ為に 『時間停止』なんて仕様を追加したと推察していたが 『生物は入れられない』仕様だけで 事足りたのではないだろうか?
腐敗の原因は 細菌による分解なのだから 件の『生物は入れられないアイテムボックス』ならば 細菌も弾き出されてしまうのでは?
とはいえ 批判するつもりは一切ない。
なぜならば 『時間停止』の仕様があれば 主人公に『宿屋の女将の美味しい手料理』が いつでもどこでも食べさせられる事が出来るからね♪ (どうでもいい理由である)
しかし…だ。どうしても主人公に温かい食事を。と言うならば『容量無制限』のアイテムボックスには調理道具が一切合財 収納されているので それらを使わせれば問題ないだろう。
調理描写の手間省き…。と言うならば 『食事を済ませた』の一文で事足りる。
いよいよ『時間停止』の仕様の意味がわからくなってきたぞ。
何か弁解せねば……。
うん。この問題は『先送り』と言う便利な言葉を使い 忘れる事にしよう♪
『容量無制限アイテムボックス』については…
海水 全部収納させてみたい。
あれ?それをやるだけで 惑星自体が瓦解する予想がたってきた。うんうん。コレはいけない。やめさせよう。
結論
ファンタジーだからって なんでもアリは 面白くなくなる場合があるようだ。
著者は 某携帯ゲーム機のチート書き換え(?)をして 大後悔した過去がある。一気に色褪せたのだ。
ファンタジー物語も ある程度の『縛り』があって初めて面白くなるのだろう。
『主人公』と『読者』が一緒になって…は言い過ぎかもしれないが、『主人公』の苦悩や問題、若干の不自由さ。
それらを読者も一緒に悩み 解決し 不自由を逆手に取って自由を勝ち取る。
それこそ『物語』であるのではなかろうか?
なんては言っているが 著者は読むだけ。『物語』なんて 書けない。毎夜毎夜 抱き枕にしがみつき ご都合主義 自分本位 脳内妄想を垂れ流して自身を慰めてるだけで 満足です。
感謝
作者の皆様。
いつもいつも 大感謝です。
最新話更新を生きる望みに 明日への希望にして 日々を送っております。
ところで…ルビの振り方がわからないわ。直前の連続する漢字にしかルビ振れないん??
何か…なにか方法があるはず…
おぉッ!出来た出来た♪
やり方 書いてあったのね〜
次話未定
どんなネタが面白くなりそうかしら?
魔素?魔力?MP関係??
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