人生という舟

取り乱す時には

人一倍みっともなく取り乱すだろう

そういう自分を

わたしは嫌という程、知っている


だから、その時の自分へ

言葉を残しておきたいと

そう思うのかもしれない

わたしからわたしへの言葉を


わたしの乗っている舟に

一緒に最期まで乗れるのは

わたしだけだから

人生という、この舟に最期まで乗れるのは


わたしの心が彷徨さまよ

その道が見えなくなった時でも

どうか、愛と温もりを想い出して欲しい

それを願いながら


こうして今

わたしは、わたしへの言葉を綴っている

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