覚悟なんぞはできないけれど
終わりというものは
どんなことにも必ずやってきて
わたしはその度に
みっともなくも取り乱すのだ
一つ一つの終わりでそうなのだから
全てが終わろうとする時には
気の小さい弱虫のわたしは
そりゃ醜態を晒すと思うのだ
だけどそれでもいいじゃないか
凡人俗人のわたしには
覚悟なんぞはできないけれど
その時その時で懸命ならば
終わりの瞬間まで足掻けばいいさ
どれだけ見苦しくてもいいじゃないか
覚悟なんぞはできないけれど
それが、わたしというものだから
それが、わたしというものだから
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