モブが嫌いな僕は生粋のモブだ

峰ユエ

プロローグ

モブという言葉を聞いたことがあるだろうか?


アニメなどでモブキャラというのがよく出てくる。


大したことをしない、目立たない、端っこにいる、そんなキャラクターだ。


ドラマでいうとエキストラにあたる。


それがモブである。





世の中の漫画、ラノベの主人公は、みんな自分のことをモブやらインキャやら言う。


それなのに、結局は覚醒してハーレムを築いて…


僕は言いたい!


「覚醒してハーレムを築く奴のどこがモブなんだぁぁぁぁ!なんで自称モブは必ず覚醒するんだぁぁぁぁ!」



そんな、「自称モブ」が僕は嫌いだ。




そしてそんな僕は、生粋のモブだ。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る