第18話 アステリアと復讐
シュルマは自室のベッドの下から旅行カバンを取り出す。
鍵付きで頑丈な作りをしているが、小さくてあまり荷物は入らない。貴族の子供向けのカバンだ。
それでもずっしりと重いそれを引っ張り出すと、足首に結んだリボンの中から鍵を取り出した。
娼婦のリボンは足枷のようなものだ。
布きれであっても、娼婦はこれを外すことを許されず、つけている限り市民としては扱われず、娼館に隷属しなければならない。
だからこそシュルマはリボンの中に鍵を隠した。
この鍵で足枷を外し自由を手に入れるのだ。
鍵を使って旅行カバンを開ける。
中には金貨が綺麗に積まれていた。
一山40枚の金貨。それがカバンに敷き詰められている。
地方領主や位の低い貴族では手に入らないような大金。
高級娼館に務めているシュルマが、契約解除違約金を支払い、正しい市民権を得て、新規開業するためには、このカバンいっぱいの金貨が必要なのだ。
シュルマは先ほどロイトから受け取った金貨3枚をカバンへしまう。
音を立てて1枚ずつ。まだ40枚に達していなかった山へと積むと、ぴったり40枚。
金貨の高さが他の山と同じになった。
カバンの端っこには金貨1枚分の空間がある。
ようやくここまでたどり着いた。
あと40枚金貨を集めれば、シュルマは晴れて自由の身だ。
娼館の契約に縛られず、足首のリボンも外して、市民として生きられる。
ワタリを殺して17枚。残り23枚。
娼館を引退すると上客に告げれば、別れを惜しんだ彼らはそれくらい支払ってくれるだろう。
シュルマはカバンを閉じて鍵をかけると、それをベッドの下にしまい込む。
まずは今日の仕事を無事に終わらせる。
ワタリはお人好しで女性に対する免疫がない。
シュルマの手にかかれば、攻撃を受けたとも認知させず、速やかに処分するのは容易いことだ。
目立たない服に着替えを済ませ、厚めのローブを羽織ると外へ。
ワタリの居場所は把握している。
通り沿いの宿屋『招きハサミ亭』へと足を向ける。
雨脚は強まり、通りからは人が消えていた。
『招きハサミ亭』の明かりが見えてくる。1階の食堂が明かりを落として店を閉じる準備をしていた。
娼婦が訪れるにはいい頃合いだ。
宿の様子を詳しく観察。
2階に1つだけ明かりのついた部屋があった。
恐らくキオネ。行商人向けの安宿だ。2階の部屋は全て個室だったはず。となればキオネとワタリは別室。
仕事をするには都合が良い。
キオネの能力については未知数で、しかも彼女はシュルマの能力を見透かしていた。
相手にしなくていいなら避けて通りたい。
「シュルマ」
背後から声をかけられた。
それは、シュルマが相手にしたくないと考えていた相手の声だった。
「あら、奇遇ね」
シュルマは振り返る。
背後に居たのはローブを纏い、フードを深くかぶって顔を隠したキオネ。
キオネは真っ直ぐにシュルマを見据えると問いかけた。
「目的は?」
「今日はお休みを頂いたの。
だからワタリと昨日の話の続きをしようと思って――」
シュルマの言葉をキオネは遮って問い直す。
「無駄な時間は使いたくないわ。
私とワタリ。どっちを殺しに来たの?」
問いに対してシュルマは静かに右手を背中に隠し、チルド召還の構えをとった。
雨中の戦いは苦手だ。チルドの吸熱はあらゆる物を凍らせてしまう。雨を盾にされたら、自らの吸熱で凍らせた雨がチルドの道を塞いでしまう。
「冗談が言えるのには驚いたけれど、正直何を言っているのか分からないわ」
しらばっくれるシュルマ。
キオネは淡々と告げた。
「都市議会議員ロイト。
報酬は金貨20枚。安くはない金額よ。
しかも今日は娼館休みなんでしょ?
前金を受け取ってヤリもせずに、あなたはこの宿にやって来た。
さあ目的は何? そういう質問をしてるのよ」
これまでの行動を把握されている。
しかしどうやって?
ロイトの私邸は警護がついていた。あの食堂でのやりとりは誰にも見られて居ないはずだ。
それでもキオネが把握しているとしたら何らかのカニ魔法。
その実態が分からないのでは不用意に戦えない。
「答えられないの?
ならご自慢のチルドで戦う?
この雨の中頭の良い選択とは思えないわ。
それとも隠していた方かしら。
先に言うけどお勧めはしないわよ。あなたの攻撃よりも私の攻撃の方がずっと早いわ」
手の内も見透かされている。
キオネの攻撃方法は未知。
はったりかも知れないが、本当に先に攻撃できるのかも知れない。
シュルマは開き直って答える。
「指定された標的はワタリだけよ。
あなたは関係ない」
「あらそう。
それは良いことを聞いたわ。
で、あんたの目的は? 金さえ貰えればそれで良いの?」
「当たり前よ。
お金以上に大切な物なんてありはしないでしょ」
「全く同意見だわ。
だからこそ、この仕事から手を引くべきよ。
ワタリを殺しても報酬は手に入らない」
キオネの言葉にシュルマは眉をひそめた。
発言の真意が分からない。
ロイトが仕事を果たしても報酬を支払わないというのはあり得ない。
だがその証拠を示すようにと、キオネは懐から革袋を取り出した。
それはロイトが金貨をしまっていた革袋そのものだった。
「残りの報酬17枚。この中に入ってるわ」
「盗んだの?」
問いかけにキオネはかぶりを振って否定する。
「まさか。落ちてたのを拾っただけよ。
ロイトは死んだ。
だからあなたに対して報酬が支払われることは決してない」
「あなた――」
ロイトを殺したのか?
問いかけてシュルマは口をつぐむ。
方法は分からない。真偽も不明。
それでもロイトが絶対に手放さないであろう金貨の入った革袋をキオネは手にしている。
「手を引いてくれるならこの金はあなたの物よ。
ついでに、私の仕事を受けてくれるなら別に報酬を支払うわ。
ある傭兵を生かしたまま連れ出してきて欲しいだけなんだけどどう? あんたにとっては簡単な仕事でしょ」
仕事の提示にシュルマはキオネを訝しむように見つめる。
彼女を信頼しきれるのか分からない。
それでもシュルマの求める物は金だ。報酬次第では殺しすら請け負う。それが何でも屋としてのシュルマだ。
「報酬は?」
「お好きな金額をどうぞ」
「金貨23枚よ」
突きつけられた条件にキオネは「中途半端な金額ね」と言いつつも、別の革袋を取り出し、そこから金貨を数えながらロイトの革袋へと移していく。
そして数え終わると、その革袋をシュルマへ向けて投げ渡した。
「合わせて金貨40枚。
前払いの方が良いでしょう」
「それは素晴らしいことだけど、良いの?
あたしが持ち逃げしたらどうするつもり?」
革袋を受け取ったシュルマは中身を確認しながら問う。
対してキオネは平然と言ってのけた。
「その時はあんたの旅行カバン盗むから気にしなくて良いわ」
「それはご遠慮願いたいわね」
旅行カバンのことも把握されている。シュルマは渋い顔をして、それでも金貨がしっかり40枚入っているのを確認すると満足して頷いた。
「ワタリには手を出さない。
あなたの仕事も請け負うわ。
ちなみにこのこと、ワタリは知っているの?
「知らないわ。教える必要もないことよ」
きっぱりと言い切るキオネ。
シュルマはワタリのことを可哀想に思い口元を歪めた。
「ワタリがあなたに惚れてること、把握してる?」
問いに対してキオネは目を細める。
それからうんざりしたようにため息ついて返した。
「あのバカはともかく、私は娼婦の戯れ言に振り回されたりしないわよ。
それより仕事受けてくれるんでしょ。早いほうが良いわ」
シュルマはこの女にいくら言い聞かせても無駄だと理解した。
ワタリには悪いが、キオネの面倒くさい性格は簡単に直せるものではない。
だがそっちの話は結局当事者同士で解決して貰うしかない。
シュルマは自分の目的を果たすべく、キオネの仕事について詳細を求めた。
◇ ◇ ◇
デュック・ユル東区。
市街からは外れた区画にある石造りの小さな倉庫。
秋の収穫後に農産物を保管しておくための倉庫であり、この夏の終わりの時期には使われておらずがらんとしていた。
倉庫の中央には椅子。大柄な男が座らされ、後ろ手に縛り上げられている。
傭兵隊長ゲルハルト・マガト。
酒場で飲んでいたところシュルマが隣に座り、言葉巧みに睡眠薬入りの酒を飲ませ、その気にさせて2人で宿へ向かった。
そして眠りに落ちた彼を、シュルマは荷車に乗せてこの倉庫まで運んで縛り上げたのだ。
その対面には、木造の簡素な椅子に腰掛けたキオネ。
彼女はフードを深くかぶり、マガトが目を覚ますのを静かに待っていた。
「……っ」
マガトの目が開く。
同時に彼は両腕の自由がきかないこと。
椅子に縛り付けられていること。
目の前に正体不明の女がいることを把握した。
瞬間、彼の右腕は巨大化し、カニのハサミとなってロープを切断する。
そのまま振り上げられたハサミだが、同時に甲殻が弾けカニ化が解除。マガトは苦痛に顔を歪める。
「ぐっ――」
弾け飛んだ甲殻は魔力の霧となってあたりに散っていく。
マガトはロープから解放されたものの、右の二の腕を押さえその場にうずくまった。
「目が覚めたようね。
今ので頭もはっきりしたでしょ。
無理しない方が良いわ。どんなに身体を鍛えたところで、神経を直接つままれたら痛みを感じるものよ」
キオネは淡々と告げる。
彼女の様子をマガトは歪んだ視界に捉えて問う。
「……誰だ」
「ええ。答えるわ」
キオネはかぶっていたフードを脱ぐ。
そして右目を隠していた銀色の髪を払って、横に走る傷跡を見せた。
マガトはその傷を見て息をのんだ。
「この傷に覚えがあるでしょう」
「……ああ。あの時の、オルテキアの娘か」
マガトは傷を見て、自らがおかれた状況を把握した。
右目の下に横に走る傷。その傷をつけたのは他でもないマガトだ。
6年前、彼女はマガトに対して殺意を向けた。
だから顔に傷をつけ忠告した。
殺意を向けた以上殺されても文句は言えない。
殺意を向けるなら、確実に殺せる相手だけにしろと。
だがマガトは彼女を殺さなかった。
追い出せと言うのが雇い主からの命令で、殺せとは言われていなかったから。
世間知らずな貴族の女が、顔に傷をつけられて放逐されれば、長くは持たないだろうと侮っていたから。
だが彼女。
元オルテキア辺境伯長女。アステリア・フォン・オルテキアは、6年の歳月を経て、こうして目の前に姿を現した。
その意味を、マガトは理解していた。
「あなたは自分の言葉通りに動くべきだった。
あなたに対して殺意を向けた私を殺さなかったのは、大いなる失敗だわ」
告げられる言葉。
マガトは左手で右の二の腕を強く掴み圧迫する。
だが彼女は、その行為に対してただただ冷淡に、あざ笑うわけでもなく事実を告げる。
「無意味よ。
あなたの骨と筋肉が私のカニを守ってくれる。
外側から押さえたくらいでは死なないわ」
「ならば!」
左手の爪先をカニ化。
鋭利な爪が右の二の腕を貫いた。
爪先は狙い通りに、神経にとりついていた小さなカニを捉える。
小指の爪ほどもないカニは一瞬で絶命し魔力となって空気にとける。
マガトはそのまま左腕をカニ化して振りかぶった。
だが一歩前に踏み込んだ瞬間、両足に激痛が走った。同時に胸が焼けるような痛み。
マガトはその場に倒れ、咳き込み、口から血を吹き出した。
「自分の神経を抉る度胸は賞嘆するわ。
でも無駄なことよ。
私は6年間、この日のためだけに旅を続けた。私の勝ちは決まっているのよ。
もうあなたに出来ることは何もないわ」
マガトは立ち上がろうとするが、足首から先は全く動かない。
胸は熱く、呼吸する度に痛みが燃え上がる。
両足首の神経を絶たれ、肺の血管を傷つけられた。
損傷は微々たるものでも、身体の内側。防御不能の急所を狙われたのでは、歴戦の傭兵隊長であろうとも無力だった。
床を這い苦しみにもがくマガトを見下ろして、キオネは告げる。
「痛いでしょう。
私のこの傷も最初は痛かった。
でも痛みが引いても、傷は残って今でも私を苦しめ続けている」
キオネの言葉にマガトは応えられない。
むせ込み血を吐くばかりで、為す術は何もなかった。
「これは復讐だから。
あなたにも同じくらい長く苦しんで欲しい。
でも私はあなたの忠告を守る。
殺意を見せた以上、責任を持ってあなたを殺すわ」
キオネの身体から銀色の魔力が溢れる。
それは小さなカニの姿となり、ローブの裾から、袖から溢れてくる。
一番大きいものでも小指の爪ほどもないカニ達。
だがそれは際限なく溢れ出て、がらんとした倉庫の床を埋め尽くし、波のように押し寄せる。
「これが私の能力。
1匹1匹は非力よ。簡単に潰れるし、直射日光にも長時間耐えられない。
小さなカニは無力だとよく言われるけどそんなことはない。
能力は使い方次第よ。
身体中を這い回り、鋭い爪で肉をつまむ。
こんな恐ろしい能力もないでしょう?」
カニの群れがマガトに迫る。
彼は唯一動く左腕で払うが、無数のカニは攻撃を避け、身動きがとれない彼の身体へと纏わり付いていく。
もがきながらもカニを振り払おうとする彼に対して、キオネは冷淡に声を投げた。
「安心して。もう痛めつけたりしないわ。
ただ少しずつあなたの肉をつまんでいくだけよ。
私はここで、あなたが死ぬのを見届けさせて貰うわ」
キオネは膝の上に肘をついて、濁った黒い瞳で無感情にマガトの姿を見据える。
カニ達はマガトの皮膚の表面を削り、傷口や口、鼻、耳等から体内へと侵入していく。
際限なく押し寄せるカニに対して身動きのとれないマガトは無力で、痛みを感じないままに肉をつまみとられ、人の形を崩していく。
人の形をとらなくなってもその命は絶えることなく、彼の心臓が停止する頃には、倉庫に朝日が差し込んでいた。
◇ ◇ ◇
明け方には雨は止んでいて、倉庫の小さな格子付きの窓から朝の日差しが降り注いでいた。
疲れ果てた様子のキオネだが、マガトが死ぬのを見届けると、取り出したボレアリス教の聖書の上で印を結び、彼の死体の上に聖書を捧げた。
やるべきことは終わったと、キオネは立ち上がる。
そこで僕はゆっくりと倉庫の扉を開いた。
「キオネ」
彼女の名前を呼ぶ。
キオネはどうして僕がここに居るのか理解できない。
いつもは何だってお見通しなのに、今日はこちらまで意識が向いていなかったらしい。
それでも平然を装って言う。
「良くここが分かったわね」
「シュルマが教えてくれたんだ」
告げると、キオネは「あのバカ女」と悪態をついた。
そんな彼女に対して、これまで倉庫の扉の隙間から見ていた事実について告げる。
「夜から見てた。
復讐なんて、とは簡単には言えない。
キオネにとってはそれくらい許せないことをされたのかも知れない。
でもキオネは前に、善悪なんて相対的な評価でしかないって言ったよね。
だったらマガトさんだって――」
キオネは言葉を遮った。
「だから単純に、こいつは私にとって絶対的に悪い奴だったってだけよ」
善悪なんて相対評価だ。
見る人間、時代、社会背景によってそんなものはいくらでも変わる。
キオネにとってはマガトは許しがたい絶対的な悪だった。そう言い切られてしまえば、それ以上のことは言えない。
「見損なったでしょ。
もうあんたは私に付き合う必要もないわ。
小遣いもやる。後は仕事を探すなり、テグミンの元に行くなり好きにすれば良い」
キオネは僕の存在を突っぱねて、帰りの駄賃を渡そうと革袋から銀貨を数えるが、それを制した。
「確かに見損なったかも知れない。
復讐だからって、キオネのやったことは許されることじゃない。
それでも僕は、キオネと一緒に居たいと思う。
過去に何があったかは分からないけど、今のキオネが好きなんだ」
キオネは表情を変えることなく、濁った目を細めてこちらを見据えると、淡々と告げた。
「私はあんたのことを便利な道具だと思ってた。
マガトを捉えるのに完全カニ化能力者がいれば役に立つと思って、何も知らないあんたに能力の使い方を教えて、生活の面倒を見てやった。
それなのにあんたは余計なことに首をつっこんでばかり。
お人好しで、マガト相手に不意打ちかまして拉致することも出来ない。
だから私はあんたじゃなくてシュルマを使った。
分かる? あんたはもう私にとっては用無しよ」
キオネの言っていることはもっともだ。
いつだって自分は彼女の足を引っ張ってばかりで、生活の面倒を見させたばかりか、彼女にとっては必要のない盗賊退治や違法薬物調査に巻き込んだ。
それでも、ここでキオネと別れたくない。
理屈じゃない。
本能が彼女との別れを拒んでいた。
説得することは出来ない。
だから頭を深く下げて懇願した。
「それでも一緒に居させて欲しい。
僕は真っ当に生きたい。
でもそれは自分だけじゃない。
キオネと一緒に真っ当に生きたいんだ。
これまでの行いは変えられないし、許されることじゃない。
それでもこれからの行動を変えることは出来る。
キオネとなら真っ当に生きられるって思うんだ。
余計なことに首を突っ込まないよう善処する。
能力はキオネの使いたいときに使ってくれて構わない。
だからこれからも、キオネと一緒に旅をさせて欲しい」
自分でも図々しいと思うような懇願に、キオネは深くため息をついた。
そして「バカバカしい」と口にして、倉庫の出口へと歩き始める。
彼女は僕の隣を通って外に出ようとした。
でも立ち止まって、こちらの背中に声を投げる。
「悪いけど、私にはまだやるべきことが残ってる。
それを見届けてもなおそんなことが言えるようなら、好きにすれば良いわ」
顔を上げ、歩いて行く彼女を追いかける。
キオネの横に並ぶと、先ほどの言葉に応えるように言った。
「どんなことがあっても、キオネと一緒に居るよ」
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