No2_2020.11.02_蝋燭占いが得意(?)な魔女ですって

目の前の若い魔女が、占いと称して色々な長さと色の蝋燭を凝視していた。蝋燭で判る事は尋ね人じゃなくて余命……。


おっと、魔女でも自分でもない吐息が聴こえた。スッと虚空に手を伸ばして首を摑むと、幽霊が姿を現す。


「ね、上手く行きました!」


ドヤ顔してるけど、占いじゃなくて口寄せしたでしよ?

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