1:忘れやすい夢を記録する方法
「夢は忘れやすい」――それは実際の夢研究でもたびたび扱われてきた事柄です。
見ている間は鮮明であるにも関わらず、目が覚めるとぼんやり薄れていき、忘れてしまう…そんな「夢」は、記録すること自体がまず非常に困難です。
一番オーソドックスな方法としては、枕元など、起きてすぐに手の届く範囲の場所に筆記用具を置いておいて、目が覚めてすぐに記録をとることなのですが…
詳細に描写しようとすると、書いているそばから「まだ書いていない部分」を忘れていってしまいます。
夢の忘却スピードに筆記スピードが追いつかないのです。
なので、自分は「記憶のトリガーとなりそうな“ポイント”だけを簡潔に記録する」という方法をとっています。
記憶というものは「連想」により思い出せることがあります。
なかなか思い出せない、あるいは忘れてしまったものを、特定のキーワードや物を見聞きすることによりパッと思い出せることがあるように、記憶を引き出す「トリガー」を先に書いてしまえば、それをきっかけに細部を思い出せることがあるのです。
(思い出せることもあれば、思い出せないこともあるのですが…。メモしたは良いけれど、後で見返してもどんな夢なのかさっぱり分からない記録もあります。)
コツは、そのトリガーを記録すると同時に、夢のその場面を頭に強く思い浮かべ、トリガーと夢の記憶を「ひも付け」しておくことです。
自分の場合はその方法により、夢の記録を読み返すと、その夢の場面が「映像」で脳内に再現されるようになりました。
(全く同じ映像かどうかは確かめようがありませんが…。)
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