【登竜門】

 作家の登竜門と言われる文学賞。

 挑戦すると言えば、周りはそんなの無謀だ。身の程知らずだと騒ぎ立てた。

 そんな声に耳を塞ぎひたすら書き続ける。

 真っ白な画面を広げ正解のない世界を練り紡ぎあげていく作業は究極の孤独。

 襲い来る疑心暗鬼や無能感。

 そんなもの吹き飛ばしてしまえ!

 私は竜になるのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る