きっとお似合い【腹黒】

 気がついたら僕は腹黒王子だと噂がたっていた。

 黒いって皆が知ってたら腹黒じゃなくただ黒いだけだって思うのだけど。


 こんな僕の嫁探しは難航。やってきたのは辺境からやってきた姫。

「ずっとお慕いしておりました」

 彼女の言葉に噂のことを聞いてみる。

「その噂は私が流しました」

 相当な腹黒姫だった。


















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