ひっくり返すと怒られる【天地無用】

 帰宅すると、部屋の真ん中に『天地無用』と書かれた大きな箱があった。


 どうしょうかなと思ったが、そのまま放置して夕食の準備を始める。


 良い匂いがし始めた頃、いきなり箱が開いた。


「マジ寝ちまった! 起こせよ!」

 中から出てきたのはケーキを持ったかわいい恋人。


 誕生日にはいつも君が届いてる幸せ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る