求められているもの

 私の書き物は、

・マイナスな語句(汚い、吐く、死ぬ、嫌、呪い、障害、悪い、などなど)を使わない

・病気や身体的なデメリットをバッドエンドの理由にしない

・具体的かつ現実に則した描写を避ける(共感性羞恥に配慮する)

・見たものや実際に触れたものを書かない(一部を除く)

 というのが基本です。


 これは私がそういうタイプの人間だからというのではなく、カクヨムで読まれるためのなんとなくの指針です。バッドエンドや汚い表現なんて見たくないというのが私の考える想定読者イメージです。


 ハードボイルド作品に関してはこれらの縛りがなく、自主企画投稿作品でも縛りを緩めたりしています。


 えっちな書き物はときどき書くのですが、一貫して「えっちな表現は何かを隠すときにのみ使う」という方法をとっています。これは、えっち作品だけPVが著しく低かった(つまり読んでくださっているかたのニーズに沿っていない)ことに起因します。


 ですが。


 最近、たまたま自主企画投稿作品でえっちの縛りを解除した書き物が普通に受け入れられてしまいまして。


 どうしようかと思っています。


 えっち表現が受け入れられたのか、それとも(基本的に面倒で書いていない)あらすじが受け入れられたのか、それも不明ではあるのですが、いったいどうしたものかと思っている今日この頃です。

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