恋はしないけど貴女を愛している
三郎
第一章:私には恋が分からない
1話:私は恋を知りたい
人は、当たり前のように恋をする。私も例外ではない。そう思っていた。けれど、周りの恋の話を聞くたびに不安になる。私はいつ、そちら側に行けるのだろうかと。
「悪い、月島。彼女出来たから遊べんわ」
「…そうか。おめでとう」
異性の友人は、恋人が出来ると私から離れていく。『彼女が嫉妬するから』と。同性の友人も、恋人が出来ればそっち優先になる。
私には保育園からずっと一緒にいる幼馴染が二人いる。二人にもいつか、私より優先しなければならない大切な人が出来るのだろうか。そして私にも、二人より大切な人が出来るのだろうか。幼馴染の一人—鈴木海菜—は同性だが、もう一人—星野望—は異性だ。彼にも『恋人が嫉妬するから遊べない』という日が来るのだろうか。二人に恋人が出来たら、私達の関係はどうなってしまうのだろうか。周りが恋の話題で盛り上がるたびに、そんな不安が頭をよぎっていた。
ある日、いつものように校門前で二人を待っていた。しかし、いつになっても二人は来ない。探しに行くと、体育館の裏を覗く望を見つけた。「何してんの?」と声をかけると「しー」と人差し指を立てる。
「海菜が告白されてる」
告白。その単語を聞いて不安がよぎった。
「聞き耳立てるとか趣味悪っ」
そう言いながらも、私も気にならないわけがない。望と一緒にこっそりと彼女の様子を伺う。
「だから…俺と付き合ってください!」
彼女の正面に立つ男子生徒が勢いよく頭を下げ、手を彼女に向かって差し出す。彼女は「好きな人が居るからごめんね」と少し申し訳なさそうに笑った。
「…それってやっぱり…いつも一緒にいる男子のこと?星野…だっけ」
男子生徒の口から出たのは望の名前。彼を見ると、自分の名前が出たことに動揺していた。よく噂になっているが、知らなかったのだろうか。
「望は友達だよ。大事な親友。恋人にしちゃうには勿体ないくらい大事な親友。好きだけど、恋愛感情はないよ。この先もずっと、彼に対して恋愛感情を抱くことはないよ。絶対に」
過剰なほどに恋愛関連を否定する彼女。「彼も私に対して恋愛感情を抱くことはないと思う」と締め括り、私達の方をちらっと見た。目が合う。どうやら気づかれていたようだ。手遅れだとわかりつつ、一度引っ込む。
「…バレてんじゃん」
「…バレてるね。一旦離れようか」
その場を離れ校門前で待っていると、しばらくして、彼女に告白していた男子生徒が泣きながら校門をくぐって学校を出て行った。
「…二人とも、覗き見なんて趣味悪いね」
彼が見えなくなったタイミングでため息を吐きながらやって来た彼女は少し疲れた様子だった。
「…ごめん。…ねぇ、海菜の好きな人って誰?」
望が彼女に問う。そういえばそんなことを言っていた。別に相手は気にならないが、出来るならその恋は叶わないでほしいと願ってしまう。
「そのうち話すよ。今はまだ話せない」
「…そうか」
「…うん」
「疲れた」と言いながら、彼女は望の肩に倒れ込むように頭を埋めた。こんなにも弱っている彼女は珍しい。
「海菜…流石にちょっとこれは…好きな人に見られたら勘違いされないか…?」
彼がそういうと彼女は離れるどころか、彼の背中に腕を回してしがみつく。戸惑う彼に対して彼女は「…君が女の子だったら、これだけくっついたって勘違いなんてされないのにね」と不満そうに呟いた。
「そりゃしないだろ。女同士で付き合ってるなんて普通は考えないし」
彼がそう言うと彼女は「恋愛は男女でするのが当たり前だもんね」と苛立ちの篭った声で呟き、彼を突き飛ばす。そして「先に帰る」と不機嫌そうに言って早歩きで校門を出て行ってしまった。私はなんとなく苛立ちの理由を察したが、彼は何故彼女が怒ったのか理解出来ていないようだった。すぐに追いかけようとする彼の腕を掴み、止める。今の彼ではきっと、彼女を余計に傷つけるだろう。
「…望、うみちゃんの好きな人は多分、女の子なんじゃないかな」
「えっ…」
性的少数者…いわゆるLGBTと呼ばれる人達のことは授業で習っている。しかし、私達の周りには同性と付き合っているという話をする人も、自分は心と身体の性が一致していないと主張する人もいない。私にも、そしてきっと彼にも、LGBTなんて現実味のない話だった。だけど、彼女にとってはきっとそうではないのだろう。
「だとしたら俺…今…彼女に酷いことを…」
彼が自分の発言が差別だということにすぐに気づけたようでほっとする。
「別に私も確信があるわけじゃないけど…今の言い方だとそんな感じなんじゃないかって思った。いつか話すって言ってたし…確かめなくてもいつかはあいつが自分で言い出すんじゃないかな」
「…親友が同性愛者かもしれないと知ってなんとも思わないの?」
彼は問う。逆に「あいつが同性愛者であることで何か問題でもあるのか?」と聞き返してやると、彼はハッとして黙ってしまった。
「何がそんなに気になるんだよ。あいつの好きな人が女だろうが男だろうが別にどうでもいいだろ。まぁ、恋人が出来たらみんなそっち優先するらしいし…遊ぶ機会がちょっとだけ減るかもしれんから、それは正直、ちょっと寂しい気持ちはあるけどさ」
彼はなんだか不満そうだ。どうしたと言うのだろう。同性愛者に対してそれほどまでに強い嫌悪感があるのだろうか。問うと彼は「違う」と首を横に振った。
「…海菜に恋人が出来るのは…嫌だなって思って」
「私もあんまり嬉しくないな。さっきも言ったけどちょっと寂しい。けど、別に親友じゃなくなるわけじゃないだろ?そんなに落ち込むなって。まだあいつが誰かと付き合うことが決まったわけじゃねぇし」
そうだ。彼女はまだ、誰とも付き合っていない。あの様子を見れば、彼女の恋は叶わないものなのだろう。ならばこのまま叶わないでほしい。誰とも付き合わないままでいてほしい。彼女にも、彼にも。そう思ってしまう自分に嘲笑してしまう。人の不幸を願うなんて最低だ。
数日後、彼女から望とともに呼び出され『自分は同性愛者だ』と打ち明けられた。
「女の子が好きなのは気付いてた。ちるに言われて気づいたが正解だけど。『女の子同士で付き合ってるなんて普通は考えない』なんて言ってごめん」
「…うん。酷いこと言ったって気付いてくれてありがとう。あの言葉は…本当に痛かった」
「…ごめん…」
「…いいよ。許す。あの時は凄く傷付いたけど、君なら分かってくれると思ってたから」
そう言って彼女は優しく笑うが、いつもより元気がない気がした。そして望も。
「海菜は…女の子しか好きになれないの?」
「…うん。彼女が初恋だったけど、この先男性を好きになるとは思えない。男性と付き合うことは想像出来ないんだ」
「…そうなんだ。打ち明けてくれてありがとう」
「二人には知っておいてほしかった」
「そっか…」
その日、解散すると望に個人的に呼び出された。彼は泣きながら私に「俺は海菜が好きらしい」と打ち明けてくれた。
「…それは、恋愛的な意味で?」
「うん…そうらしい…。恋人になれないと知って初めて気付いた。だから彼女が同性愛者だと嫌だったんだって」
分からない。何故、人は誰かの特別になりたがるのだろう。何故、愛する人に自分だけを愛してほしいと望むのだろう。友人に、彼氏が呼んでるからと約束をすっぽかされたこともある。普通は先約があるならそっちが優先だろう。私には理解出来ない。
「…そうか。ドンマイ」
「ドンマイって君ね…」
「…悪いな。私にはかける言葉が見当たらん。同情して慰めてほしいなら他をあたってくれ。…私にはお前の気持ちが…誰かに恋をする気持ちが分からん」
「…ちるもいつか分かるよ」
「…そうかな」
彼はそう言うが、私にはそんな日が来るとは思えなかった。けれど二人はもう、向こう側に居る。恋が叶ってしまったら、きっと、さらに私から遠ざかって行く。寂しい。行かないでほしい。私を一人にしないでほしい。あぁ、そうか。だから好きでもないのに恋人を作る人も居るのか。
翌日、彼女は長かった髪をバッサリと切って私たちの前に現れた。元々髪を伸ばしていたのは、好きだった彼女に憧れていたかららしい。彼女が可愛いと褒めてくれることが嬉しかったから伸ばしたのだと照れ臭そうに語っていたが、どこか影のある笑顔だった。
「えっ!鈴木くん、髪どうしたの!?」
急なイメチェンに驚くクラスメイト達に彼女が「失恋したから」とへらへら笑いながら答えると、一斉に望の方に視線が集まる。彼は首を振って否定する。クラスメイト達は彼女が同性愛者であることは知らない。知っているのは私と望と、彼女が好きだった従姉妹の空美さんと、空美さんの彼氏のまこちゃんこと藤井真、それからうみちゃんの両親だけだ。
「じゃあさ鈴木、俺と付き合わない?」
クラスメイトの一人の男子が冗談っぽく言い、望の方をちらっと見た。彼女は男っぽいと言われがちだが、なんだかんだで男子から人気が高い。男子の中で一番仲のいい望は勝手にライバル視されている。
彼女は髪を切ってから、告白される頻度が増えた。失恋したと話したのが原因かもしれない。彼女が同性愛者であることなど知らない男子達が次々と彼女に想いを伝えてはフラれていった。
やがて、彼女はめんどくさくなったのか、自ら自分が同性愛者であることを公言し始めた。曰く『自分が異性愛者だと当たり前のように思われていることが辛い』らしい。
何が悪いの?と堂々と、深刻な空気を作らずにサラッと打ち明けたおかげなのか、彼女に対して差別的なことを言う人間は少数だった。それでも、居なかったわけではない。
中には『男除けのための嘘だ』と決めつけて交際を迫る人間もいた。周りから身勝手な好意や差別心を向けられても、彼女はいつも堂々として心無い言葉を受け流しながら『同性なら誰でいいわけではない』と主張し続けていたが、内心は深く傷ついていたと思う。
ある日、二階のベランダに出ると、隣のベランダで彼女がぼうっと下を見つめていた。まさか思い詰めていたりしてないかと、少々心配になり声をかける。
「…こんな高さじゃ死ねねぇよ。せいぜい骨が折れる程度だろ。死にたいならあれくらいの高さじゃないと」
望の住むマンションの頂上を指す。決して、自殺を勧めているわけではない。彼女はその高さから飛び降りる恐怖が無くなるほど追い詰められてはいないと信じたいだけだ。
「…そうだよね」
私と目を合わせず、地面を見つめたまま彼女は答える。月明かりに照らされる横顔には生気が無い。不安になり、ベランダを飛び越えて彼女の隣に行く。
彼女の部屋も私の部屋もベランダと密接している。昔からよく、ベランダからお互いの部屋に入り込んで遊んでいた。初めて夜に遊びに行って、翌朝まで戻らなかった時は親に酷く叱られたが、今ではもう何も言われない。
私が隣に来ると、彼女はしゃがみ込み、甘えるように抱きついてきた。
「…満ちゃん、好きな人出来た?」
「…全く」
「そっか。…羨ましいなぁ」
「羨ましい?」
「…こんなに辛いなら恋なんて要らない。慰めてあげるとか言って付き合おうとか言ってくる男子達が気持ち悪い…私も同じだとか言っておきながら、しばらくしたら男子と付き合う女子も…気持ち悪い…」
「…うみちゃん、女の子から告白されてるじゃん。そういう子と付き合ったりしないの?」
「…代わりにするなら、私を好きにならない人の方が良い。自分を見てほしいと望まない人が良い。今の私はまだ、彼女以外好きになれないから。…ねぇ、満ちゃん」
「キスしても良い?」と彼女は私の肩でぽつりと呟いた。耳を疑い聞き返すと、同じ言葉を繰り返す。
「…みぃちゃんがまこちゃんのものになってしまえば簡単に諦められると思ってたのに、全然諦められないの。嫉妬でどうにかなりそうで辛いの。ねぇ…どうにかしてよ満ちゃん…」
それに応えることは果たして正しいことなのだろうか。一瞬そう考えたが、泣き噦る彼女を見ているだけで何もできないのは辛かった。
「…良いよ」
呟くと、嗚咽がぴたりと止まった。顔を上げて戸惑う彼女の頬にに手を触れ、私から顔を近づける。
怯えるように硬く目を閉じた彼女の唇に、自分の唇を重ねる。
「っ…」
なるほど。キスって、こんな感じなのか。
初めてのキスの感想は、そんな、あっさりしたものだった。ドキドキしたなんてみんなは言うけど、私の心臓は怖いくらい平常心だ。だけど、彼女の心臓は騒がしい。
「…うみちゃん、私のこと好きなの?」
「…好きだよ…けど…恋とは違う…」
「…ドキドキしてるのに?」
彼女の胸に手を当てると少し早い鼓動が伝わってくる。
「…満ちゃんはしないの?」
彼女の手を自分の胸に導く。
「…してないだろ?」
「…してないね」
「…うみちゃんからしてみてよ」
私がそう言うと、今度は彼女から身体を近づけた。目を閉じて受け入れる。
何度唇を重ねたって、私の心臓は彼女を好きだとは言わない。柔らかい彼女の唇の感触にも、舌の感触にも、熱に浮かされたような彼女の表情にも、頬に添えられた手の感触にも、ときめいたりはしたりはしない。でも、別に嫌ではない。むしろ、気持ちいい。もっとしたい。そういう性欲的なものは自分の中に存在するのだと、この時初めて知った。
「ねぇ…満ちゃん…ベッド…行こ…?」
何をされるかは、なんとなく想像が付いた。私には恋は分からないが、そういうことに興味がないわけでは無かったから。
「…女同士でどうやってやんだよ。分かんの?」
「…私、知ってるよ。調べたから。上手く出来るか分からないけど、君が嫌じゃないなら、してもいい?」
「…いいのか。初めてが私で」
「…初めてとか、そんなこと、もうどうでもいい。でも、君が嫌ならやめる…私は君と親友でいたいから…君が嫌なことを無理矢理したくはない…」
「…うみちゃんが良いなら別に良いよ。私も、この続きに興味がある」
「…興味があるなんて…やだぁ…満ちゃんのエッチ」
「うるせぇ。お前も人のこと言えんだろ…」
彼女がベランダの窓を開け、私を部屋に招いた。弟に一言連絡を入れてから彼女の部屋に入る。
「なんか今私達、すっごい悪いことしようとしてる気がするね」
「…やめるか?」
「…ううん。やだ帰らないで。今一人になったらまた死にたくなりそうで怖いんだ…」
「…そうか。じゃあ今日は一緒にいてやるよ」
「…うん…ありがとう…」
カーテンと鍵を閉め、電気を消して…そして私達は身体を重ねた。彼女と身体を重ねることで何か変わるかと思っていたが、事が終わっても私は何も変わらなかった。
最中、時折彼女は私ではなく従姉妹の名前を呼んでいた。私を彼女に重ねていたのだろうか。その度に泣きながら謝られたが、別に代わりにされていることに対して不快感は無かった。普通なら、彼女に恋をしているのなら、心が痛むのだろう。泣きたくなるくらい辛いのだろう。だから彼女は私を選んだのだろう。私なら彼女の代わりにされたって傷ついたりしないと思ったから。
「…私の中には、恋愛感情なんてないのかも」
「…私達はまだ10年とちょっとしか生きていないから決めつけるには早すぎるけれど、そういう人もいるよ。アロマンティックって言うんだって」
「…初めて聞いた」
「…私も最近知った。セクシャルマイノリティってLGBTの4つだけじゃないんだって。君みたいに恋愛感情がない人もいるし、他人に対して性欲を抱かない人もいる。居るんだよ。…世の中の人間全員が異性に対して恋愛感情を抱くわけじゃないし、そもそも恋愛は義務じゃない。この先君が誰かを特別と思えなくたって、君は私と同じ人間だよ。…大丈夫だよ。…異性愛が当たり前だって考えの方がおかしいんだよ…人は一人一人違うのに…恋愛感情なんて目に見えないのに…」
そう言って私にすがるように抱きつく彼女の身体も声も震えていた。私を抱きしめる腕に込められた力から苛立ちが伝わってくる。
「…わざわざ調べてくれたのか?」
「…ううん。母さんが教えてくれた」
「そうか…でもありがとう」
「うん。…ねぇ…」
「ん?」
「…私か、君に好きな人が出来るまで…この関係を続けても良い?」
「…私は平気だけどお前は大丈夫なのか」
「…うん。だって、満ちゃんは私を好きにならないでしょう?」
「…ならないと思う」
「うん…私も…君とは友達でいたい」
その言葉にホッとする。私は恋という感情を知りたいとは思うが、誰かの恋人になりたくはない。『他の人と遊ばないで』と束縛されるのに耐えられる気がしないから。
「…私もだよ。…うみちゃんには私に恋してほしくない」
「…あんなことしたのに?」
「…お前から始めたんだろ」
「…もう一回していい?」
「やだ。疲れたから寝る」
「あーん…満ちゃんつめたーい…酷いわ。私のことは遊びだったのね…」
そうやっていつものようにへらへら笑う彼女は、少し無理しているように見えた。
「…うるせぇな。さっきまで死にたいとか言ってたくせに」
「死ねないよ。未来で私を待ってる恋人が居るから」
「あぁ?なんだよそれ」
「…死にたいって言う私に、そう言い聞かせてるんだ。せっかく容姿に恵まれたんだから最後まで生きなきゃ勿体無いよって」
「…そうか」
「理由をつけて頑張って生きようとしてるんだから褒めて褒めて」
「…はいはい。偉い偉い。もう寝ろ。私を抱き枕にして良いから」
「…うん」
彼女はすぐに眠りに落ちたが、時折寝言で、泣きそうな声で従姉妹の名前を呼んでいた。恋とは、それほどまでに辛いものなのだろうか。好きな人の一番になれないことは、死にたくなるほど辛いことなのだろうか。従姉妹とは今まで通り仲が良いように見えるが、一番でなくては満足出来ないのだろうか。
「…私には分からんよ…」
恋に苦しむ彼女を見ていると、分からない方が得なような気もする。けれど、分かるなら分かりたい。私の中に恋愛感情というものが備わっていないのなら、彼女が言うようにアロマンティックというものならば、私はそういう人間なのだと割り切って諦めるしかないのかもしれないが。
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