十和里山伝説「紡ぎの時計」第四十一幕 氷の華の愛

十和里山伝説「紡ぎの時計」

作者:神崎 小太郎

第四十一幕 氷の華の愛





※誤字脱字・構文など

>「優希なの……」

>〜(中略)

>「優希……ありがとう」

>〜(中略)

>「きっと、優希と私は、前世で神さまがつむいだ親子か兄妹だったんだよ」

⇒「勇希」ですね。とくに主人公の名前の間違いは公募では致命傷になりかねません。


> 他人同士では数百万〜数万分の1の確率でしか一致しないと言われていた。

⇒公募の場合は「数万分の一」と漢数字で書かないと減点されます。


> 俺は封筒に手を合せて祈った。

⇒「手を合わせて」が現代の送り字です。





※寸評

 ふたりの死を乗り越えて掴んだひと筋の希望。

 それまでが閉塞的な世界だったので、ここから一気に世界が広がっていきますね。

 果たして神のご加護のおかげなのか。「無償の愛」を示した根本さんと小百合さんの心意気が届いたのか。

 奇蹟のような確率で適合性をクリアしたふたりは、これから最後の試練へと立ち向かうことになるのでしょう。

 読み手はここで「最後のひと山」を意識しますね。

 どれほどの山になるのかはわからない。

 でもわずかな希望が紡がれましたから、読み手の期待値も高まっています。

 ここからは構成をしっかりと確認しながら執筆、推敲してまいりましょう。




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