結婚したかったのだろうか 6

陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者 雨 杜和

第三部 現代編「二十一歳、三十三歳」

第一章 結婚

結婚したかったのだろうか 6

https://kakuyomu.jp/works/16816452219750143893/episodes/16817330649978842773




※誤字脱字・構文など

>何が悩みがあると、薄々感じてはいたが、声をかけると、『ほっておいてくれ、うざい』という冷たい言葉が飛んできた。

⇒「何か悩みがあると、」ですね。




※寸評

 佐々波光宏は賀茂法光の縁者なのかな? しかし結婚していた様子はなかったし、子どもも残していないですよね。となると賀茂光栄かその家族の縁者になりますけど。

 このあたりの謎は先に進めば解明されるので、今は謎のままにしたほうがいいですね。

 ある程度推理力がある人なら冊子もついているでしょうし。

 今話は佐々波くんの最期につながる情報の提示でしたね。

 そして「姫」と「マロン」が読み手には正式につながった。

 ただ下鴨モチはまだ「姫」とは誰か、という謎があり、マロンとよく似た女性の写真を見ることで、マロンを追いかけねばと思うでしょうね。

 そのあたりの推移が読み手に語りかけられているようです。

 多くの読み手が推理を働かせているように、モチよりも情報のある読み手は先を読もうとする。

 そうなると、それを超える謎と真実が要求されるのですが、サスペンスの強いホラーであれば、科学的な考証は不要です。

 遺伝子に記憶があるかという人も出てくるでしょうが、ここはホラーであってミステリではないので、オカルト的な怖さやわからないことへのもどかしさを表現していけたらよいですね。

 第二部の人物が第一部とつながっていく第三部。

 構成としてもひじょうによいと思います。

 第三部で第一部からの因縁が決着すれば、本物語は成功したといえるでしょう。

 どのような形で因縁が決着されるのか。

 楽しみですね。



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