陰陽師の呪縛　〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者雨杜和

第一部　平安時代「陰陽師と姫君」

平安の世、陰陽師と姫君　７

※誤字脱字・構文など

　誤字等はありませんでした。

　推敲お疲れさまでした。

※寸評

　さて、形なき法光の姿を姫は認識できていない。

　深草の女房には見えているようですね。

　このあたりに賀茂光栄だけを求める姫の心が透けて見えます。

　法光もそれに気づいたのか、気づかぬままだったのか。

　そういった謎を残しつつ、ホラーな展開に進んでいますね。

　これまで姫の狂気が煽っていましたが、弄ばれた法光の無念が読み手を足元から煽ってきますね。

　まさしく「ホラー」です。

　第一部を決定づける回ですね。

　第二部との対比を考えるなら、ここで「ホラー」をきっちりと描かなければ差異が生まれず、編集さんを唸らせられませんからね。

　本作、目指すは編集さんたちとの直接対決ですからね。

　ですので、第一部と第二部は正反対くらいに振り切っていきましょう。

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