非公開作品のためタイトル、著者名、URL等は割愛致します。(4-22)
第22話
>『続いては昨夜未明に発生した、倉庫爆破事故についてです。
⇒「爆破」は意図を持って起こすものなので、この場合は「倉庫爆発事故」ですね。
>えー、現在爆発によって半壊した倉庫はこのように規制線が貼られ封鎖されておりますが、幸いにも爆破事故による怪我人は出てないとのことです。
⇒「規制線が張られ」ですね。
> テレビで流れている映像には見覚えのある場所が映っている。
> 場所は、昨夜ヒバリ達がルリとの戦いを繰り広げたあの倉庫だ。
⇒「見覚えのある場所」とあるので、次の文で「場所は」と書かなくても話はつながります。
> テレビで流れている映像には見覚えのある場所が映っている。
> 昨夜ヒバリ達がルリとの戦いを繰り広げたあの倉庫だ。
> ヒバリの咄嗟の判断があったとはいえ、最前線にいた彼女に限っては対応が遅れてしまい、その身の至るところに怪我を負っていた。
> 今も痛々しい包帯が、傷口の上に巻かれている。
⇒ここは工夫していますね。「怪我」を負っていた。と書くと次も「怪我の上に巻かれている」と書きそうなところを、きちんと「傷口」にしてある。近くに同じ言葉もありませんしね。このように単にオウム返しにならないのが成長の証ですね。
>「だが、こうもいしてられない。一刻でも早く決着をつけなければ、ルリの身が……」
⇒本来「だが、こうもしていられない。」と書きたかったのかなと思います。「だが、こうしてもいられない」が文章的には合っているでしょう。ここは書き手のフィーリングで決めてOKです。
※構成と展開について
>「「――ヒバリたちに任せて!!」」」
⇒ここから始まる「ヒバリ」たちのくだりがコメディー色あふれていていいですね。
本作がコメディーであることを再び思い起こさせ、物語が軽くなっていきます。
ヒナが思いつめているからこそ、この「ヒバリたち」の描写が見事です。
こういうシーンを計算尽くで入れられるので、安定した面白さが出ています。
シリアスとコメディーをうまく融合できていますね。
新章スタートがうまく切れたと思いますよ。
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