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構文と誤字脱字など
> 地帝人。地底からの襲撃の統帥を担う者たちだ。
⇒「統帥」は軍全体を統括する将帥のことなので、ひとりしかいないはずなんです。
「地底からの襲撃を統率する者たちだ。」では雰囲気が出ませんかね?
> 地上に住む人間とは異なる生態を持ちながら、地上世界のとは全く異なる文明を築き、発展を遂げた人種である。
⇒「地上世界とは」ですね。
> 前衛隊の隊員たちは思い思いに感想を口にしながら、横たわる魔物の死骸を眺めていた。その付近には手縄で拘束された、白い肌が特徴的な男の姿もある。
> 地帝人。地底からの襲撃の統帥を担う者たちだ。
> 地上に住む人間とは異なる生態を持ちながら、地上世界のとは全く異なる文明を築いて発展を遂げた人種である。
⇒ここが二重で書かれているので、ひとつにまとめましょう。
>「職務怠慢だぞ。またいつ襲撃があるか分かないんだから」
⇒「分からないんだから」ですね。
>戦炎で両親を失い、兄弟ともに孤児になっていたところ、前衛隊に入退した青年だ。
⇒「戦炎」は中国語寄りの言葉なので「戦火」でもよいと思いますが、わからなくはないのでこのままでもかまいません。また「前衛隊に入隊した青年だ。」ですね。ここで「隊」の字が重なるのですが、「前衛隊」という見慣れない単語なので、ここは「入隊」と書いても意味を補強する役割としてはこのままでもよいと思います。「前衛隊に入った青年だ。」で避けられますが、ニュアンスが気に食わないようなら原文ママでかまいません。
>その足取りで差がつきながらも闇市に辿り着いた二人は、その一店を見据えて人混みを突き進んでいく。
⇒「その」が二回出てくるのでちょっと野暮ったいですね。「その一店」がどの一店なのかがわからないので、「どこを見据えて」いるのかを明確に書きましょう。
※構成と展開について
前回に引き続き舞台設定、主人公と思しき暁と相棒のオリビア、ふたりで闇市へ行って三日部の元へ、帰りがけに襲撃を受けて、剣に宿る設定の説明。
このあたりがうまく流れているように見えます。
とくに、ラストの剣の設定でうまく続きが読みたいと煽れていますので、このまま派手なバトルシーンに突入すると、期待通りの展開で喜ぶ読み手が多くなると思います。
とくに2話くらいは試し読みしてくれる人であれば、最後の説明でがっちりと心をつかめると思いますよ。
今回の添削はこの2話でよいのでしょうか?
もし他にあるようでしたらご指定くださいませ。
それでは今回はここまでと致しますね。
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