第21話 見習い天使が駆けつけた その3
見習い天使はそこにいる!
作者 ゆうすけ
第21話 見習い天使が駆けつけた その3
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922344013/episodes/1177354055259231448
構文・誤字脱字
> ユアは切羽詰まった表情で答える。柊木は黙って表情でユアに先を促した。
⇒「柊木は黙って、表情でユアに先を促した。」と読点を入れるとわかりやすくなります。また先にユアと書いているので、「柊木は黙って、表情で先を促した。」でも読み手には伝わります。
> 杉崎高校の屋上から、俺と柊木の身体は、四十メートル下の地面に向かって、落ちていった。
⇒一般的にビルは一階3メートルちょっとくらいの計算で、四階の床までが10メートルほどです。
この計算だと40メートルは十二階建ての屋上の高さということになります。
十二階建ての学校は存在するのでしょうか?
と思い検索すると、常翔学園高等学校が実際に十二階建てらしいですね。
ということで、ここはセーフということで。
※構成と展開について
ラストバトルに片をつけて、ひと安心と思いきや、吹き飛ばされていた千紘。それに気づいてキャッチしようとする健次郎。
いい展開ですね。
そしてここまで読んでみて、
「書籍化するならかなりの変更が必要だけど、この作者は担当編集の言うような変更に対応できるだろうか」というところを見せられるかどうかが鍵になりそうです。
私としては「ゆうすけ様は担当編集さんの言うような改稿にも対応できる」と確信していますが。こればかりは選考さんと編集さんが本文からどのように受け取るかですよね。
その際は「BL」要素をごっそり抜かれそうですけど。その代わりに千紘を何属性にするかで悩みそうです。
健次郎と千紘のやりとりの基本がBLになっているので、他に改めてこの面白さを醸し出せるのか。このあたりがとても難しい選択になりそうです。
ある程度「過激なアニメ」も最近は多いので、BLのまま書籍化しても面白そうではあるんですよね。
「マルチメディア戦略」が前提ですから、マンガにできるか、アニメにできるか。アニメにしたときどんな映像が浮かんでくるか。
そこまで考えていれば、「小説賞」も夢ではないと思います。
アニメにしたとき、誰にどの役を担当してもらいたいとか、主題歌は誰にお願いしたいとか。そういうマクロな視点を持っていると、少し違ったまとまり方ができるのではないかと思います。
まあこう書いている私自身があまりマルチメディア戦略を意識していないんですけどね。
今は経験値を貯めている段階なので、今いきなり賞を獲りたくないという思いもあります。でも場数を踏まないとマルチメディア戦略まで気が回らないのも事実で。
本作もまさに「マルチメディア戦略」を意識してみると、改稿の際に道しるべになると思います。
では残る最終話、そしてエピローグに進みますね。
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