応援コメント

第三章までのあらすじ」への応援コメント

  • 前話の指摘ありがとうございます。僕は展開としては深く考えていませんでした。なので、バスターミナルで行くシーンを通信魔術で羽川に報告に変えました。やはり、僕はプロットというかいかにご都合主義がどれほど恐ろしいかよくわかりました。
    それにしても、句読点の付け方がよくわかりません。読みやすくするには、どこを付けたら良いか? 

    作者からの返信

     サファイア様、推敲お疲れさまです。

     句読点の打ち方ですが、とくに読点「、」でですよね。
     句点「。」は文が終わったら打てばいいだけなので、あまり問題にはなりません。
     たとえば「東京と神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬。この一都六県を関東と呼びます。」の場合。どこで意味が切れるのかを考えて、並列していた部分と文の終わりに打ちます。
     これは簡単です。


     読点は、目で見て文字を切ったほうが読みやすい場合と、声に出して読みやすいように整える場合と、文の意味をはっきりさせる場合に打ちます。
     先ほどの例で「東京と神奈川千葉埼玉茨城栃木群馬。」と書かれるとなにがなんだかわかりませんよね。漢字の羅列なので文字を切ったほうが格段に読みやすいのです。だから先ほどはあの位置に読点を打っています。

     文の意味をはっきりさせる場合として有名な一文があります。
    「ここではきものをぬいでください。」
     この一文。サファイア様はどう読みましたか?
    「ここで履き物を脱いでください。」なら、靴を脱ぎますよね。
    「ここでは着物を抜いてください。」なら、服を脱ぎますよね。
     そうなのです。どこで区切るかで文の意味がガラリとかわってしまうのです。
     だから「ここで、はきものをぬいてください。」と書くか「ここでは、きものをぬいでください。」と書くか。
     これで意味が変わってくるので読点を打って区別します。

     声に出して読みやすいところに打つは、長い文のときにひと息で読めるところに読点を打つのです。

     あとは、係り受けを明確にしたいところに打ちます。
     「先生は子どもを預けて職場へ向かう母親を見送った。」
     この場合、「先生は子どもを預けて、職場へ向かう母親を見送った。」とするか「先生は、子どもを預けて職場へ向かう母親を見送った」のふたつの意味に分かれます。とくに後者の場合、係り受けを遠ざけているのでここで読点を打つしかありません。
     ですが「子どもを預けて職場へ向かう母親を先生は見送った。」と書けば、係り受けが近いので誤読する心配はありません。

     読点のルールはだいたいこのあたりですね。
     文章の書き方の書籍ではだいたいが扱っていると思いますので、わかりにくかったらどこがわからないか再度お尋ねいただくか、書籍を買うとよいですよ。