牢からの解放

姫と似ているからって俺が身代わり? 残念国家に嫁いで戦争に巻き込まれた翼族の愛と戦い〜弱小国家フレーヴァング王国戦記〜

/作者 雨 杜和orアメたぬき

第一部 王族の結婚

第2章 マリーナ

牢からの解放


https://kakuyomu.jp/works/16816452220315287250/episodes/16816700427416548415



 マリーナの感覚は鋭い。体内のマナ量が人よりも多いぶん、感受性がするどい。

⇒「鋭い」「するどい」は同語ですよね。

 これが意図通りであれば後ろも「鋭い」として韻を踏むほうがよいでしょう。

 もし意図と異なり韻を踏むのが目的でなかったら、「感受性が鋭いのだ。」として文末処理しましょう。



心が痛みに溺れ泣きたくなる。

⇒ここはアメ様らしい比喩でよいですね。毎回入れ込むのは難しいので、ここぞというときに出せるようにしてみましょう。



 その声は、ラドガ辺境国最高権力者であり執政官でもある父でさえ、背後に下がらせるほどだった。

⇒ここの的確な動詞は「たじろぐ」です。

⇒その声は、ラドガ辺境国最高権力者であり執政官でもある父でさえ、たじろがせるほどだった。

 ですね。



 マリーナが顔上げて歩きはじめた。

⇒「顔を上げて」かなと。



 父は返事をしなかった。ただ、彼女とともに部屋へ戻ると、中へ入って来た。

⇒「部屋」とはどういう部屋でしょうか。彼女が日頃暮らしている部屋なのか、ヘルモーズ大公の執務室なのか、それらとはまったく関係のない部屋なのか。彼女の部屋に戻ってきてそこに大公が入ってきたのなら、映像としてわかるのですが。

 その場合なら「ただ、ともに彼女の部屋まで戻ると、中へ入って来た。」かなと。



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