姫として生きる道

姫と似ているからって俺が身代わり? 残念国家に嫁いで戦争に巻き込まれた翼族の愛と戦い〜弱小国家フレーヴァング王国戦記〜

/作者 雨 杜和orアメたぬき

第一部 王族の結婚

姫として生きる道


https://kakuyomu.jp/works/16816452220315287250/episodes/16816700426867703706



 ここはどこだ? 洞窟? 周囲は緑色の岩に囲まれ、その中心にエメラルドグリーンの神秘的な池がぼんやり佇んでいる。

「たたずむ」は「しばらく一箇所に立ち止まる」「そのあたりをうろつく」意なので「池が立ち上がって」しまいます。

 かるくホラーな状況なので、一般的には「水をたたえて(湛えて)いる」あたりですね。

 ただ、これが擬人化による比喩だった場合は、多少ホラーではありますが原文ママでもよいでしょう。ただ、比喩だとわかる工夫は必要です。



 ぞっとする姿への変貌しながら焼け落ちる。


⇒「ぞっとする姿へと変貌しながら」だと思います。



 骸骨が墨になり、次に骨が再生していく。

⇒「骸骨が炭になり」だと思います。



 ——どうか、生かせてくれ。

⇒おそらく「生かしてくれ」ですね。

 差は常態が「生きる」か「生かす」の違いです。

 「生きる」⇒使役「生かせる」⇒「生かせて」は

 「生かす」⇒「生かして」

 なので、この文に使役の意図がないのなら、「生かす」の活用である「生かして」が正しいですね。



 城の奥深くに軟禁されて半年、ふたりの侍女とマグニラン、あと数名の下働きしか顔見知りはいない。

⇒「マルニガン」かなと思ったのですが、読み進めていくと教師が「マグニラン」なのですね。ここまで出番はなかったと記憶しているのですが、単に「マグニラン」と書いてだいじょうぶでしょうか。もし初出なら「教師のマグニラン」のように説明したほうがよいでしょう。もちろん私の読み落としも考えられますが。



 マリーナ姫は、ある種のエネルギー、身体に備わったマナで魔石使う能力に精通しているらしい。

⇒「魔石を使う能力に」だと思います。



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