彼女は夫を殺したのか?

 数日前に、近くのオフィスビル街で不審な死を遂げた男がおり、それがたまたま夫であることの現実味が欠けている。

⇒助詞がが三回出てきます。まず「男がおり、」より前は重文なので問題ありません。

 次に「それがたまたま夫であることの現実味が欠けている」は直しましょう。

 ここは「それが」はあってもなくてもよいのですが、語り口調であればあったほうが自然です。すると「現実味が欠けている」が少しおかしいんですね。適切なの「現実味に欠けている」です。もっと言うなら「それがたまたま夫であったことは現実味に欠けている」とするべきです。助詞は微妙なニュアンスを表現するので、感覚を鋭くしていきましょう。



「では、徳岡議員が父親の自殺と関係していると思われているの?」

⇒これは玜介が思っていたことのはずですよね。

 だとすれば、

⇒では、徳岡議員が父親の自殺と関係していると思っていたの?

 となるはずです。



「ここからは危険ゾーンなんです。しかし、あなたの立場を考えると、お話しないわけにはいけないかな」

⇒「お話ししないわけにはいかないかな」ですね。

 謙譲語の「お〜する」は「〜」に動詞をとります。つまり「お「話し」する」が正しい表記です。そうなれば「お話ししないわけには」が正しいんですね。「し」が多くなりますが。あとは「しないわけにはいけない」ではなく「いかない」です。



※そろそろ「カクヨムコン7」が2日後に始まりますね。

 私は明日頑張ってなんとか長編のラストまでたどり着く予定です。

 昨日は1日に1万0500字、今日は1万4000字以上書いております。

 さすがに疲れました。明日はまた1万字に戻って、それが書ききれたら初稿は完成します。あとは連載しつつ地の文を調整していきます。


 なので、アメ様の薄墨桜と異世界ファンタジーの双方を毎日添削できる状況が整いそうです。

 とりあえずアラームをチェックして新作異世界ファンタジーを捕まえる予定です。もし見つけられなければ、URLを張っていただければと存じます。

 ちなみに基本的に21時にはコンピュータは閉じるので、20時投稿の場合は翌日に添削することをお許しくださいませ。



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