第21話 めぐるの修行生活?・不穏(九)
https://kakuyomu.jp/works/16816452218840507385/episodes/16816452218995548607
めぐるちゃん。標準語に翻訳してかれるかな?」
⇒「めぐるちゃん、標準語に翻訳してくれるかな?」
だと思います。
「めぐるちゃんの中に存在するモノは何なんですか? 随分、横柄な物言いをしていましたたよね……まるで、江戸時代辺りのお姫様みたいな……」
⇒「随分、横柄な物言いをしていましたよね……」
ですね。
と、思ってたことが現実だったと知ってしまったあたしは、なんとなく、衝撃? を感じてしまうのだった……。
⇒「衝撃を感じてしまうのだった。」と主人公が感じてはなりません。
感じるのは読み手のほうです。
主人公は感じるのではなく、読み手に感じてもらうように語るべきです。
⇒と、思ってたことが現実だったと知ってしまった……。
のように書いて、あとは読み手に投げてしまいましょう。
────────
【寸評】
上でも書きましたが、小説の主人公はあれこれ「ああ感じた」「こう思った」とは書かないようにしてください。
「こんな出来事が起こったんだけど」を書いて、主人公の変化だけを書く。それを読んで読み手が「きっとこう感じているだろうな」と思わせるのが小説です。
これができるようになると、表現が多様になってきますので、ぜひ心がけてみてください。
「みなまで言うな」
ということですね。
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