第6話 やって来たお巡りさん達
https://kakuyomu.jp/works/16816452218840507385/episodes/16816452218938082507
あたしは本気でびっっくりして、お巡りさんの顔を、じぃ~っ、と見つめちゃった。
⇒以前も「っっ」を「っ」に直しているのですが、なおこう書かれているのは、めぐるがそういう口癖だからでしょうか。
この作品は方言よりも未来の女子中学生の語り口のほうが難しい、難易度が高いように感じます。
と、ともかく、応援で来た警察の人に連れられて、ミニパトではなくパトカーに乗せられて行く信者達の方に意識を向ける。
⇒「信者達の方に意識を向ける。」は「信者たちのほうに意識を向ける。」ですよね。「信者たちのかたに意識を向ける。」だとおかしいですし。
で、ここではあえて「のほう」を付ける意味はないかなと。「信者たちに意識を向ける。」でもそちらの方向へ、という意味は通りますし。
だからあたしは、お巡りさんから手を離した。
⇒「あたしは、」は不要ですね。なくてもこれはめぐるの心の声なので、あえて「あたしは」を連呼しなくても動作主はめぐるのはずですから。
――それから、佐藤のおばちゃんとお師様とあたしは、お巡りさんが運転するミニパトに乗って交番に向かった。
⇒「ミニパトに乗って交番に向かった。」ここは助詞「に」の重複なので「ミニパトに乗って交番へ向かった。」とすればそちらへ向けて移動している意は伝わりますよ。
山本のおばちゃんお腹の底から声出してる。
⇒あれ?! 「山本のおばちゃん」って出てきましたっけ?
続く文に「裕子はねえ。」とあるので佐藤のおばちゃんですかね?
で、つまり、山本のおばちゃんはコーラス部で腹式呼吸を習ってるから、お腹の底から声が出せる。
⇒ここにも「山本のおばちゃん」が。
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【寸評】
警察がこれからも絡んでくるようだと、ある程度「この未来の警察組織」について書いたほうがよいかもしれません。
霊力とか魔力とか憑き物とかが見えないと警察官になれないなどの事情ですね。
警察の組織関係は案外と難しいので、いっそのこと「未来の警察体系」を構築してしまうのも手ですよ。
警察官に求められるものが変わっていますので、ある程度柔軟な組織にしてもよいと思います。まぁ「お役所仕事」で変われない、のかもしれませんが。
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