愛する人との最後の夜
https://kakuyomu.jp/works/16816452218537897016/episodes/16816452219796400430
ふっと、はじめてカマドで料理をしたときの事件を思いだした。
⇒「料理したときの事件を思い出した。」とすれば助詞「を」の重複を回避できます。
私は耐えきれずに声を出して泣いた。
⇒けっこう見過ごしておきましたが、ここの「私は」がとても微妙ですね。
ないほうが出来事の唐突さが表現できると思います。
でもマリーナの意識を表現したければ、入れたほうが雰囲気が出るような感覚もあります。
このあたりが「私は〜した。」パターンの難しいところなんですよね。
主人公に没入させたければないほうがよい。主人公を客観的に見てほしいときは入れたほうがよい。
第三部第一章はある程度離したほうがよいかなとも思ったので、入れてもよいと判断しています。官能シーンで主人公にどっぷり浸ると「15禁」に触れそうですし。
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最終回の直前に追憶を持ってくるあたり、腕が違いますね。
まぁミステリーだとすれば、犯人を言い当てたあとに回想シーンでトリックを語っているあたりになるのかな。
そうして最終回で自供して物語を閉じる。
そのときに重要な登場人物のその後に触れるのは鉄板ですよね。
では最終回に進みますね。
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