第12話 嵐の夜、戦国人はいたって呑気だ
ちょっとした点で推敲ミスですね。
あと「機織り機で織る」の解決法も書きました。
天正元年(1573年)8月12日。
⇒西暦を全角文字で。
関所が多く、その国を収める輩が勝手気ままに租税をとる。
⇒「その国を治める輩」ですね。゛
だから、庶民は自分で麻や綿花をしごいて糸をつくり、それをハタ織り機でおってと、現代人なら丁寧な暮らしって言われそう。
⇒「機織り機で織って」だと「機」「織」の字が重複します。
実は「機織り」は「織り機を使って作る」意味があるので「織り機で」で意味は通ります。「織って」は「織り機」を使っているからそれは「織る」でしょうとなります。ここは「織り機を使って」「織り機で仕立てて」あたりが適切だと思います。
あと助詞「を」が近いところで三回出てくるので「それを」を削りましょう。すると麻や綿花をしごいて糸を作りが並列になりますので許容されます。
⇒「だから、庶民は自分で朝や綿花をしごいて糸をつくり、織り機で仕立ててと、現代人なら丁寧な暮らしって言われそう。」
が適切だと思います。
「誠か!」
⇒「誠」は心が正しいさまを表すので、ここは「真か!」ですね。
普段なら隠れる木もないが、暴風雨のうえに夜だから、誰かに見咎められことはなかった。
⇒「誰かに見咎められることはなかった。」ですね。
便利な現代人の多くは肥満を抱え、やることを見つけられずにウツ病に悩む。
⇒助詞「を」は並列なのでだいじょうぶです。ただ助詞「に」が「見つけられずに」「ウツ病に」はともに「悩む」に付くので重複です。「やることを見つけられずウツ病に悩む。」でよいと思います。
ちょっとした推敲ミスが出てきますね。
当面は私の添削で気づいていただければ、あとはご自身でも見つけられるようになりますよ。
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