第7話 織田信長の中年クライシス
「勢い」が強くてちょっとしたところを素通りしてしまうところがあるのかな、と感じました。
あらかじめ構成を組み立ててから書いたほうが話がまとまると思います。
ただそれでアメリッシュ様が「勢い」よく書けるかどうかは別の話です。
少なくとも今作は「勢い」を最大限に重視したほうが良さそうなので、そちらに主眼を置いています。
実際、城攻め方は、むやみに攻め込むより兵糧攻めが効果が大きい。
⇒「攻め」が三回出てきますし、助詞「が」がふたつ出てきます。
ここは「実際、むやみに突撃するより兵糧攻めが効果的だ。」「兵糧攻めの効果が大きい。」かですね。
「兄」と慕い。信長の妹お市という絶世の美女を嫁にしても、裏切ったのは朝倉義景を助けるためだった。
⇒ここは次のような文だと思います。
信長の妹お市という絶世の美女を嫁にして彼を「兄」と慕っても、裏切ったのは朝倉義景を助けるためだった。
戦国時代の人口は、現代の東京都の人口(約1300万人)に近いわけで、その中で突出したのが、中年クライシスに差し掛かった織田信長だった。
⇒「約1300万人」を全角文字で。
あと「なにが突出していたのか」がこの文ではわかりません。この先に書いてあるのかな?
京都から福井まで、数ヶ月の間にあちこち移動しながら、戦闘に参加し、京都では行政業務もおこないって、猛烈な働きをみせていたわけで。
⇒「京都では行政業務も行なって」とすると「行」の字が重なります。
これは「政務を執り行い」と書けば解決しますね。
でも、回を進めていくと添削箇所が減ってくるので、先回り推敲が進んでいるのかな、と感じました。
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