ねむりにつこう

こんの日々だ

温かい日差しの日や

曇り空の寂しい日

雨天の美しさや

土煙の湿った臭い

なんとも生きているではないか


晴れた日に靴底擦れて

雨の日に指先一つ濡れられて

染み染みる

突風

悲しいことに枝折れた

無駄だろうと濡れて帰る


そうしたら家に着くと

雨が止む

きっと運が悪い

きっと悪魔の仕業に違いない

今日はくたくたで

濡れた服は洗濯物へ

この身は熱い熱い湯にさらし

ああ、気持ちいい

外を忘れて布団へ入る


「夕食になったら起こして」

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