うぶすな

悲壮な曲に救済求め

愛の曲に未来を求め

鎮魂歌に手を合わし

過去の為に笛を鳴らした


明朗闊達

己の芯に神が宿り

己の指先を剣として

体を巡るは血潮の鉄と

震えの鼓動を昇華せん


側仕えの祈りあり

武運長久の星空に

流れる涙は炎なり


駆け抜けるは草々

嘶きに業風

濡れる刃が錆となる


天の座ここに

開闢の子らと

愛語らん

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