世界を救うために今日もまた頑張って生きよう
人が死んで
殺されて
周りの人が悲しんで
涙を流して
理不尽な世界を憎んでは
やっぱり愛しくて
涙の数だけ強くなれる
幸せになれると言うが
一生分の涙を流して
張り裂けそうな程に痛む胸を押さえつけて
何かが足りない世界を生きるくらいなら
そんな強さなんていらない
涙を流せば死人が生き返るというのなら
いくらでも泣こう
時がもどるというのなら
この痛みにも耐えよう
でも、そんな奇跡が起きるのならば
とっくにどこかの誰かがやっている
人が死んでも
結局は皆他人事で
無関心だ
世界が変わることは無い
争いがとどまることを知らない
今日もまた、見知らぬ誰かが傷ついている
憎しみが連鎖する世界のままだ
それでもひとは
大切な人と共に生きた喜びを
大切な人への愛しさを
大切な人を失った悲しみを
大切な人を奪われた憎しみを
抱え込んで
必死に前を向く
人は強い
だけど、弱く、脆い
誰もが皆
誰かのたった一人の支えなのだ
キミと、あの子と、あの人と、みんなと
出会えたから
私は今、ここにいる
ここで立てる
ここで生きていける
忘れないで
人は自分一人の力では生きていけないということを
誰かと支え合うからこそヒトだということを
キミのその言葉が、行動が
誰かの幸福と不幸に繋がっているということを
だから、私は思ってしまうのだ
誰も傷つくことの無いユートピア
そんなものが出来たらいいと
そんな世界を作りたいと
強く強く思ってしまうのだ
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