可愛い人2
今日も私の枕で寝ていた彼を彼の枕へと誘導する。
寝ぼけている彼は可愛い。そして優しい。
自分の枕に戻った彼にくっつくと、彼は無意識に腕枕をしてくれた。私は嬉しくなって彼の腕から胸の方に頭を動かす。彼の規則正しい心臓の音が私を安心させる。彼が生きている、それはなんと幸せなことだろう。
最近仕事が忙しく、ピリピリしている彼。そんな彼を怖いと思うこともあるけど、それより心配に思う。せめて家では寛いで欲しい。
おやすみ、可愛い人。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます