男とはなんぞや

パパシモン

第1話 生涯孤独

背負うものが多すぎる

かね、かぞく、せいせき、ステータス、名誉・・・

おしゃべりが基本ではないので、単独行動が多い。

俺の気持ちをわかってもらいたいと酒場でそれらしく、まどろっこしい言葉で語る。

しかし、相手は酒の戯れ事として、その場で適当に凌ぐ。


内に秘めた思いを語ることが、どうしてできないんだ?

男の弱みが、他人に知られたら評価が下がり、バカにされると思われるのが嫌?

俺の心を知ろうが知るまいが、俺と言う存在を認めてほしいのか?


1つの事にとことん集中できる能力は、いい。

ただ、迷った、悩んだときにとことん迷いや悩みに集中してしまう愚かさも、ある。

人のために、とことんいい方向へ導ける集中力を出して、輝かしい孤独を求める。

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