何か訳アリで田舎の魔法学院に転校してきた少年こそ、この作品の主人公クロード。
転校してきた理由のせいなのか、目立ちたくないとおとなしくしようとするクロードの思いとは裏腹に転校初日から、トラブルに巻き込まれていきます。
クロード自身のトラブル体質というのもあります。
無害そうに見えながら、本当は切れやすい。
いわゆる堪忍袋の緒がすぐ切れてしまうせいなのです。
おまけにクロードに興味を持った個性的な面々まで現れてきて、目が離せない怒涛の展開で描かれる物語にいつしか、引き込まれていくこと間違いなしです。