読まれない小説はもう卒業! 最後まで読んでもらえる小説の書き方
宇美
第1話 はじめに
小説は、日本語の読み書きができれば、とりあえず書き始められます。
特別な道具も、特別な訓練も、必須ではありません。
思いついたことを、今日からそのまま形にできる。
ここが、文章創作のいちばん良いところだと思います。
ただ――
「ちゃんと娯楽として読まれる作品」にしようと思うと、話は別です。
書くことと、読まれることは、似ているようで別の技術なんですよね。
webマンガだと、アマチュア作品でも最後まで楽しく読めるものが多い印象があります。
もちろん途中で離脱してしまう作品もありますが、体感としては「読める作品」の割合が高い。
一方、web小説は、1ページ目を開いた瞬間にブラウザバックしたくなる作品が、どうしても一定数あります。
内容が悪いというより、読む前に疲れてしまう。
そんなタイプの離脱です。
逆に言えば、
最後まで読んでもらえた時点で、もうかなり大きな一歩です。
アマチュア小説としては、十分に「勝ち筋」の入り口に立てている。
私はそう思っています。
だから初心者のうちは、いきなり
「読者を感動させる」
「圧倒的に面白がらせる」
みたいな大きな目標だけを掲げるよりも、まずは――
途中で離脱されないこと。
ここを目標にしたほうが、現実的で、折れにくいんじゃないでしょうか。
私は今まで、多くのweb小説を読み始めて、最後まで楽しんだこともあります。
でもその何十倍も、途中で離脱してきました。
(読む側として、これはもう本当に、ふつうに起こります)
そしてしだいに、
「なぜ離脱したのか」
「どこで疲れたのか」
を、自分なりに分析するようになりました。
このエッセイは、そのメモのまとめです。
次の章から、私が突き当てた“離脱ポイント”を、できるだけ具体的に解説していきます。
もちろん、正解は一つではありません。
作品のジャンルや狙いによって、あえて外したほうが強くなる場合もあります。
なので、合わないと思ったところは遠慮なくスルーしてください。
あなたの執筆のどこか一箇所でも、軽くできる部分が見つかったら嬉しいです。
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