読まれない小説はもう卒業! 最後まで読んでもらえる小説の書き方

宇美

第1話 はじめに

小説は日本語の読み書きができれば、とりあえずは書き始められます。


特別な道具とか練習とかいりません。


いっぽうちゃんと娯楽としてなりたつような作品を書くのは、かなりハードルが高い。


webマンガだとアマチュアのものでもそれなりに、最後まで楽しく読めるものが多いですよね。


たまにつまらなくて途中で脱落してしまうwebマンガもありますが、むしろそのほうがめずらしい。


一方、web小説は、1ページ目を読んでブラウザバックしたくなるようなものが結構あります。


最後まで読んでもらえれば、アマチュア小説としてはかなりの勝ち組です。


そんな自己満足になる可能性90%ぐらいの、やっかいな媒体で創作を始めてしまったら、初心者のうちは「読者を感動させる」「面白がらせる」などという、たいそれた野望を抱いてはいけません。


それよりも、まずは途中で離脱されない小説を書くことを目標にするべきではないでしょうか?


私は今まで、多くのweb小説を読み始めて、最後まで楽しむ事もありましたが、その何十倍も途中で離脱してきました。


そしてしだいに、どうして離脱したのか分析するようになりました。


次の章から、長年の研究で突き当てた離脱ポイントについて解説していきます。


あなたの執筆の参考にしていただけたら幸いです。

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