第16話 出迎えで・・

ファリの妻ナギ・ナジュアリとファリ達の父親の部族の長の到着である

漆黒の髪 虹彩の光を時折帯びた紫がかった青の瞳が綺麗なナギ 美人なファリの妻

で‥熟年の魅力がムンムン的な長 口ひげも良いかも 

戦士として戦い一族を率いていたので 筋肉質で風格もあった


「いらしゃいませ 心より歓迎 申し上げます」女官のルウ 猫な獣人かも 

ルウの白いネコ耳と尻尾がピコン!

「いらしゃいませ ニャンん」一斉に にやんこな女官たち

そこに‥

「やあ元気そうだな 長にナギ・ナジュアリ」

古代ローマの衣装をアレンジしたドレス 身体に沿う服

白を基調に 上から赤い瞳に合わせた端に金刺繍入りの赤い生地を重ね合わせ

髪は上に御団子にして残りを流す サラサラの黒髪 やや吊り上がった赤い瞳

何故か にやんこな女官がバックで赤い薔薇の花びらを後ろで撒く


「まあアシャルさん」ナギ

「……・」完全に赤くなったまま固まっている長 硬直中


「アシャル王妃様からのご挨拶ですニャん」

余計な一言の人の好さげな大臣 頬は赤く、本当に嬉しそう

アシャルの口元が歪む そこに


「きゃあん アシャルちゃん 素敵いい」

淡い青の髪揺らして、駆けて来たのは ファリの妹でレーヴの妻リリーシュ

それと‥

「お兄ちゃん お似合いよん」妹の黒猫耳、尻尾なしのアリサ

きっと女装姿の事は必ず漫画にするであろう 

更にはある事ない事、描くであろう容赦ない妹姫アリサである


何故か‥いや、移動の風魔法を使ったであろう黒猫のアラシャもいるいる

「僕のアーシュ様 いいですね その衣装 うふうふうふふふ」

凄く嫌な感じのやらしそうな笑みが浮かんでいる 

黒猫耳に尻尾がパタパタ、くるくる


「アラシャ王さま」「黒猫さまああ にやああん」

女官たちが大喜び


そっと話し声 「きっと今晩はアラシャ様は・・」「そ、そうですにゃん」

「ええ、そうね 今晩は 熱く本能そのままの熱い夜の睦言ね」ルウ 頬は赤い

言わなくていい余計なルウの一言であった

「きやあああんん」「にやあああんん」盛り上がってる にやんこな女官たち


「あら、御父様」リリーシュ 「お、御父様」ナギ・ナジュアリ


アシャルを凝視したまま固まっていた 

顔は赤く 見開いたまま気を失っていたのだった






5.28日前後から

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