にやんこな女官ルウの日記だにゃん

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 こんな感じなお仕事 にやあ

にやんこ王国 欧州風の建物に 

のほほんな人達(猫耳、しっぽ、魔法あり)

服装は明治、大正時代の欧州風

豊かな自然とモノクロTVに蒸気機関車だった頃に比べ

今では 交流により 自然やのほほんな人達は変わらないけど

科学は発達 新幹線に携帯 パソコン 宙に浮く車まで(一部のみ)


で・・王様のお城にて


「はい では庭のお掃除ですよお」

上級女官のルウさん(白猫、銀髪美少女)が指示をしながら

他の女官さん達とお掃除に励む


庭は広い。。てゆうか 広大なので

なかなかに大変


「風魔法使っていいですか?」「いいけど・・」


「じゃあ いきますうう

風の王ヴァルーダ その偉大な力を持ちて

落ちた葉をここに積みたまえええ!」


勢いよく 吹く風


勢い良すぎて 女官さん達のスカートが顕わ

履いてるのは 昔ながらのかぼちゃパンツか最近はパンチイ

半々・・・「きゃああん」「にゃんんん」


素早く 自分のスカートは抑えるルウ


あ・・二、三本 木が斜めに・・・


「ごめんなさい・にゃん」


「いいのよ 余計散らばったけど」ため息をつきつつルウ


「風魔法は今回『なし』で 頑張って 

私は別の場所の監督があるから すぐに戻るわ」

スタスタと立ち去る


別の場所では「きゃあああん」「にゃああああん」


洗濯場が水浸しである 水道管は暴発状態


「・・・・水の魔法の暴走?」ルウ


「いえ 違います 水道管が出なくて 叩いたら

勢いよく・・」


「水浸しいい にゃん」 「やんんんニャン」


「そう・・水よ 水の女王アルテイシアの加護により

暴走を止め あるべき姿へ


溢れた水よ 水の女王エルテアの名により

流れて ゆけ」


水道管の暴発は止まり 水は排水溝へと流れてゆく


「水に濡れた者たちの服を乾かせ

優しき風よ」


暖かな一陣の風 


「ふああ にやん」「うふふ」皆の服や髪が渇く


「・・・じゃあ 洗濯頑張って

早く 洗濯機の新しいのが来るといいけど


手洗いは大変だわ」


クールにスタスタと立ち去る


「さすが ルウ先輩にゃん」「綺麗だし素敵い」



今度は料理場 厨房室である


「あら あれは・・」


ごっちゃんことゴキブリである



「きゃあああああ!!!」


「炎よ!! この汚わらしきものを・・・」



「ダメですニャン 落ち着いて ルウさん」


慌てて コックが足で踏み


他のコックがルウの口をふさぐ


「はあはあ・・ごめんなさい つい」



「いいですよ いつもですから」「ははは」


「落ち着いて ココアでもどうぞ」


「ありがとう」



ルウの女官のお仕事はこんな感じでもある・・。


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