第7話彼女

せっかくの休日だからお菓子の一つでも作ろうかと考えていたのにチャットの通知が来たことに気がついた。

安「彼女欲しいって言ってる奴に限って好きな人いないよね」

土「そうだね」

それはそう

安「つまり」

安「そういうこと言ってる奴は一生彼女できないってことだね」

湯「まぁ俺彼女いるけどねwwww」

安「は?」

土「は?」

安「きも」

土「しね」

湯「え?」

安「これどうやって退会させるの?」

土「ア〇ナに似てそう」

ほなら俺はさしずめキ◯トか

美「聞いてない」

安「皆さん聞いてください」

土「はい」

湯「どした?」

安「もう夏が終わります」

夏と言っても我々自称神学校は補習とかで1週間しか家で休めなかったのだがそれは黙っておこう。

土「そうですね」

美「早いもんですね」

本当に一瞬だった

安「夏が終わるけど」

安「みんなはどんな夏だった?」

安「青春した?」

何言ってんだこいつ

美「バイト」

土「彗星が湖に落ちてきそうだった」

湯「アニメ漫画ラノベゲーム」

安「地獄で草」

湯「ばっかお前天国だったわ」

本当に天国だった。俺もあんな青春してぇなぁ‼︎

安「お前らさぁ」

安「高校生とセッ〇ス出来るのは高校生だけなんだぜ??」

湯「黙れ(ド◯太郎)」

安「しかも俺ら高二だぞ?1番学園ものラノベの主人公が1番多い学年だぞ?」

1年は始めてばっかだからむずそうだし、3年は受験期だからねぇ

土「コンドームすればいいと思ってんじゃねぇよこ〇すぞ」

どうでもいいけどコンドームの避難率は約85%らしい

湯「え?でもラノベでは妹とキスして結婚してたよ」

湯「俺の〇がこん〇に可〇いわけがないってね」

湯「うるせぇよ」

湯「そんな可愛い妹いねぇよ」

好きな作品TOP10の中に確定で入るけどね

安「即落ち」

土「現実と区別してないニキ生き返って」

アッアッアッ

安「お前らにひとつ聞きたいんだけどさ」

湯「おん」

安「全力で恋してんの?」

何言ってんだこいつ

土「ないです」

安「俺かっこいい...」

土「ないです」

ないです

安「湯崎って器用貧乏なの?」

湯「ぬ?」

安「なんでおなごと話せるのに彼女いないの??」

このグループ内だと俺は女子と話せる方で女友達も多い方だが全員友達としてみてるので彼女とは違うんだよな

土「えぇ」

安「あ、土井もだったわwww」

湯「友達になったからかね」

湯「話しすぎて恋愛感情持たれないマン」

失恋経験は2回です

安「高校生の恋愛なんてヤリモクだと思っていた」

湯「殺せ!!」

土「なんか俺は勉強真面目マンみたいに思われて対象になってない」

実際勉強頑張りまくってますからね

湯「あーね」

安「うるせぇ」

えぇ

土「クーン」

安「俺はまず女子に話しかけれない」

湯「終了」

安「でもそれをかっこいいと思っている」

やばいやついる

土「えっ」

安「厨二病だから」

湯「ヒキ〇ニくんかな?」

あれは厨二病かと聞かれたら違うのだが黙っておこう

土「あっ」

安「でもあいつ彼女いるじゃん」

あれ?俺らよりよっぽど青春してるやん

湯「寝とれ」

安「よくない」

土「ごめん...◯イ!」

湯「帰れ」

安「これあるあるだと思うんだけど」

湯「おん」

安「俺みたいにゴリゴリ下ネタ言ってる人って本番勃たないよね」

湯「ありそう」

安「怖くて出来なさそう」

確かに怖さもあると思う…知らんけど

美「緊張して萎えることもあるらしいよ」

湯「まぁ俺はすぐ勃つくそざこち◯ちんなんですけどね」

安「湯崎女と話す時ずっと勃ってそう」

湯「きっしょしねや」

安「おまえじゃい!」

土「へんたいふしんしゃさん!?」

湯「キ◯ウカちゃんより◯ニちゃんの方が好きです」

もちろんキ◯ウカちゃんも大好き♡

安「今日駅で中学の時のバスケ部の後輩が彼女と歩いててこんな青春送りたかった人生だったなって思った」

湯「まだ青春なうなんだよなぁ」

安「な訳ねぇだろ取り消せカスが」

湯「むり」

安「うんこ」

湯「さっきお前が言ってたやん」

湯「学園ラノベの設定でいちばん多いのは高校2年だって」

土「そうだよ」

土「ご〇うさだって高校生だよ」

やめろ

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