僕達の自称進学校

@namadora

第1話俺って実は脇から味玉錬成できるんだよね

「俺って実は脇から味玉錬成できるんだよね」

俺 湯崎信哉(ゆざきのぶや)の隣に座って俺と体育の授業を見ていた安原弘樹(やすはらひろき)はそう呟いた。

「俺はち○毛を目に入れたら鼻からメンマでてくるよ」

安原の隣に座って同じように体育の授業を見ていた土井浩之(どいひろゆき)はそう呟いた。

「あれ?これって俺らでラーメン作れんじゃね?」

「いけますね」

その2人の会話を耳に俺は体育の授業を見ながらふと思った。

ど う し て こ う な っ た



時を遡るとこの3人が出会ったのは1年前の高校一年生の時だった。

俺らが通っている学校は俗に言う自称進学校の私立の学校だった。

クラスは二つに分けられていて俺と土井は同じクラスで安原は違うクラスだった。

俺と土井は同じクラスもあってかまぁまぁ話す仲だった、でも安原は違うクラスだったから始めはあまり話す機会もなかった。

でも5月中旬に勉強合宿があって同じ部屋だった事から3人で話して気が合ったからそっからよく話す仲になった。

因みに土井はボランティア部の部活説明会で安原と会ってたらしく君付けで呼んだりと今では考えられないほど距離があったらしい

そして、何故あんな会話が日常茶飯事になったかと言うと...


6月頃、学校にて

安「シャ○バおもろいからおまいらもやれ」

土「うぃ」

湯「おけ」

安「グループ作りますね」

_人人人人人人人人人_>< ̄

ゴキブラーは敗北者

Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

に招待されました


そのチャットのグループがきっかけだったと思う。

そのチャットに入ったのがこの3人と紹介

そびれたけど恐らく唯一の常識人

美咲達也(みさきたつや)が入っている

常識人だがこいつが安原にシャ〇バを勧めたからこのグループができたと考えたら諸悪の根源こいつだわ 許さん

そしてこいつらとは、この日を境に長い付き合いになるのだがこの時の俺はまだ知らなかった


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