マウント取りたがりな者どもへ

愚痴り場みえちゃん

第1話

マウント取りたがり。

嫌がられますよね。

どんな話題でもそう、

・自分のほうが知っている

・自分のほうが多く経験している

・自分のほうがさきだった

というように。


そしてこれが『ボクのほうがスゴイんだぞー‼️』みたいなまだ可愛げのあるものならいいが、大抵は否定から入る会話の盛り下がるパターンをしっかり踏襲してくる。

・そんなの知ってるうちに入らない

・そんな程度でファンとか言ってんだ

・初期を知らないんじゃん

この調子でとことん会話に水をさす。


そしてこのタイプは臆病者が多い。

虚勢を張る。だから否定から入るという高圧的な会話の仕方しかできないんだ。

そして自分の知識を人にひけらかしたいという欲求も満たそうと、求めてもいないウンチクをダラダラと語り出す。

そういう会話方法ではいくらタメになる知識を当人がもっていようとも、もうちゃんと聞く気は失せていて、聞いてもらえない。

だから『すごいですね』『よく知ってる。さすが』なんて称賛は得られない。


会話はお互いが楽しく高め合うことを、相手を立てることをしないと盛り上がらない。

もちろん会話してるときにそれをずっとやなきゃと考えてしてるわけではないが、マウント取りたがりな上から目線な人は、そうしようと意識しなければ治らないんだ。


○○のファンなんだ‼️と言われれば『そうなんだ。自分もファンなんだ。』くらいでいいのだ。

わざわざファンであることを否定しなくていいのだ。

ファンとか言って、その程度しか知らないのかとか、余計なことを言わなくていいのだ。

詳しくなければお金を使っていなければ、 年数がたっていなければ〜なんてルールはない。


何かと自分のほうが知っていなければいけないなんてこともない。

知識はお互いで共有すればいいのだ。

知らなかったことがあっていいのだ。

これから知ることができるのだから。


いちいち会話の主導権を握らずとも、会話を楽しむことはできる。

主導権を握ってるからエライとか上の立場とか、そんなものはないのだ。

コミニュケーションは同じ目線でとれたほうが、スムーズで穏やかだ。

相手を支配したい欲求が強いのもわかるが、我慢だ。辛抱だ。


嫌われるのが怖くて上記のことをやりがちな人も多いのではないかと思う。

でもそれが原因といえこの方法では嫌われ続ける。

負の連鎖を断つためにも、相手に花を持たずということができるようになろう。

自分をへりくだれと言ってるわけではなく、相手を尊重する。

これだけで恐れている嫌われるということからは遠ざかることができる。


全国のマウントマン達。

ガンバルンバ。



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