第14話
僕の名前は栗橋美琴。好きな人は深瀬雫。
彼は僕の一番大切な人。幼馴染みで親友。
僕は物心つく頃から人より少しだけ変わってた。それは男の子なのに男の子が好きな事。多分最初に好きになったのが雫だからそうなったんだと思う。雫以外の男の子には魅力を感じない。だから少し変わっている。女のコにも魅力を感じない。本当に雫だけ特別。
出会いは保育園、もともと家も近かったが遊ぶようになったのは保育園に入ってから。僕は昔からよく女の子に間違えられる、まーそれは今もだけど。だからたまに同い年の子からからかわれたりしてた。
そんなときに助けてくれたのが雫だった。我ながら単純で雫からしたらチョロインなんだろう。でもその後も雫の近くにいてあ〜やっぱり好きになったのが雫で良かったと思わせてくれるあたりやっぱり雫はいい男なんだと思う。
本人はモテない、彼女ほしーって昔から言ってるけど雫はモテないんじゃない。むしろ誰にでも優しいし冗談をいって笑顔にするし勉強も運動もそれなりにできておまけに顔もイケメンの部類に入ると思う。なんか改めて雫ってラノベのキャラクターみたい笑
でもそんな彼に女っ気がまったくないのはひとえに彼の姉妹の影響がデカい。この地域では有名だ。深瀬家の姉妹、妹の乃愛と姉の柚希の事を知らない人はこの地域ではいない。そんな二人はことあるごとに雫にべったりだったからすきがなかったんだとおもう。
[補足として美琴は姉妹がいたから雫に女っ気がないとおもっているが半分以上は美琴にも原因があることを美琴と雫は知らない]
そんな雫にも春らしい春が来てしまった。はぁ〜
相手は学校一の美少女、三森小春さん。
僕はいままで少しだけ安心していた。確かに姉妹は美人だけど変人で変態だ。ま、あの二人は雫と本当の兄妹ではないとおもうけどそれを含めてもなんとなく大丈夫だと思っていた。これからも雫の一番は僕だと確信してた。のにーー!むーーー!雫のバカーーー!
雫にも彼女ができるのか〜と思っていた時期もありました。ここにきて美琴選手に吉報!なんとあの学校一の美少女がまさかの姉妹寄り!でももうあんな気持ちにはなりたくない!僕は男だし雫からしても僕は男友達で幼馴染みとしか思ってないかもしれない!でももうヤなんだ。だから僕も本気で行く!
僕の見た目は雫のどストライクだと前に言われたことがある。僕は雫をおとすためならどんな武器でもつかってやる!雫は絶対に渡さないもん!
雫、ぼくしってるよ?雫の初恋の相手がぼくってこと♡初恋って最強でしょ?次も奪ってやる!てへっ♡
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