第24話
自宅前に到着すると、俺は急に不安になってきた。
〈この、2人を本当にあの世界に連れてって良いのだろうか?〉…と。しかし、もうここまで来たら、吹っ切るしか無い。
圭吾と志帆に「なぁ、お前ら。死後の世界では無いけど、俺達の居る世界とは別の世界って信じてる?そう、例えば夢の中に居る世界が現実になる様な世界…」
突然の俺の告白に志帆は「は、何言ってるの?そんな世界なんか有る訳無いじゃん」 と、言ったかと思えば、圭吾が「それは、この世界では無く仮想現実の世界に行けるって事?…何か、面白そうだね!そんな、世界が有れば行ってみたいけど」
流石、IQ 150の天才だ。圭吾は俺の言っている事を瞬時に理解出来た様だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます