杞憂マロ

第35回 男性とコラボしても、杞憂民が現れない。 逆杞憂民が大量にでてくるんだけど。

卑弥呼のとある雑談枠にて


―――――――――――――――


 


「そういえば、我さ、豆君と最近コラボ多いじゃん。」


卑弥呼がふとしゃべった。


 


コメント


:そうだね。


:最近、多いですね。


:そうね。


:うん、旦那さんですからね。


 


 


「男女のVがすれば、杞憂民が現れるじゃん。」


 


コメント


:うんそうだね。


:うん。


:そうだね。


:そう。


 


「でもさ、豆君とコラボしても、杞憂民は現れないのよ。


むしろ、逆杞憂民が大量に出現するじゃん。」


 


コメント


:卑弥呼様のガチ勢はアラフォー・アラフィフだから、娘みたいな感覚でみているんじゃない。


:卑弥呼様のガチ恋勢いないからね。


:逆杞憂民の勢いがすごいよね


:卑弥呼様が、理さんとしかコラボしないから、心配するよ


 


 


「逆杞憂民しか行動していないんだよね。


100の逆杞憂民のマロと30の逆杞憂民のリプが来ているのよ。


杞憂しろよ。むしろ、杞憂してください。


妬いてください。」


コメント


:すみません。嘘をつけないので、逆杞憂民の動きしかできません。


:卑弥呼様は、悪い意味で、ガードが強いからね。


:過激派のひみ民が、すごいからね。


:頭を下げるお願いはガチすぎて草なんですけどw


 


―――――――――――――――


 


こういった配信があり、ひみ民は動き出そうとした。


 


 


 


時間が経ち、エドワードに奇妙なマロが届いた。


 


―――――――――――――――――――――――――――


〇マロ


いつもお世話になっております。


あなたの恋人である卑弥呼様のリスナーのひみ民です。


 


卑弥呼様から、存在しないであろうガチ恋勢にマロを投げてほしいとお願いがありました。


私のようなガチひみ民は、おそらく生真面目な方が多く、嘘の杞憂マロを投げることはできないと思われます。


 


卑弥呼様の望みを叶えるには、少し無茶なお願いで大いに悩んでおります。


 


この願いに関しては未来の旦那であるエドワードさんにしかできないことだと思います。


 


対処をお願いします(できれば、関係を深めてほしいですね)。


 


――――――――――――――――――――――――――――


 


 


ひみ民は、今回も圧がすごいって、本当に、卑弥呼様から離れたいな。


卑弥呼のことを考えると、俺は少し胃がキリキリしはじめた。


 


ふとした瞬間、俺はあるたくらみを思いついた。


 


いいこと思付いたぞ。


これで、卑弥呼は、俺から少しは距離を開けてくれるのでないか。


ネタ切れだから、配信でやろうかな。


 


 


この配信は、卑弥呼様に見られたら首絞めされる未来しかないため、卑弥呼様が確実に見られない時間にやろう。

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