第31回 ひみ様と子作りしたの?

理とのコラボ中で、現在も卑弥呼が監視中。


「あ~、そうだった。ひみ様のお気に入りだよね。男性Vとコラボするって珍しいよ。」

理は思い出したように語る。


「コラボは最近やっていますけど、おそらく理さんが思っている関係ではないですよ。」

俺は、自分が思っている卑弥呼との関係を話した。

理がこんな異性関係の話題を踏み込んできたことは正直意外だった。


「え~、絶対嘘だ。ひみ様と子作りしたの?」

理はとんでもないことを聞いてくる。

卑弥呼は、腐っても女だぞ。ここで作っていますとか言ったら、炎上案件だ。

しかも、ここの放送には卑弥呼がおり、返答次第では首絞めもあり得る。

俺は、冷や汗をだらだらと流していた。


コメント

:!?

:!?

:!?

:理が下ネタぶっこんで来たの初めてだわw

:理怖いわw

「するわけないじゃないですか。ちょっと、男女間コラボでセンシティブな話題はNGです。」

俺は、照れるせいで顔を真っ赤にしながら、慌てて説教した。



「子供作りって、コウノトリさんが運んでくるんじゃないの?

そんな、とんでもないことなの?」

理が純粋な子供みたいに聞いてきた。

これだったら、センシティブな話題を避けられると少し安堵した。


コメント

:理が子供っぽいこと言うとガチっぽく聞こえるわw

:正気かwww

:豆の対応がどうしていくか気になるw


「そうです。コウノトリが運んでくるんですよ。

でも、卑弥呼様とは作っていないですね。」

俺は、理の考えに賛成した。

下ネタが終わると思い、冷や汗は止まりかけていた。


「え~そうなの。ひみ様との子供見たかったな~。

残念だな。

話変わるけど、私さ、ひみ様と背中の流しあいっこしているけど。

ひみ様の体って、柔らかくて気持ちいいよね」


純粋無垢な理の暴走は止まらない。

純粋無垢であるが、故にセンシティブな話題のラインが分からないのか。

卑弥呼とは、違った意味で胃が痛くなってくる。


コメント

:センシティブな話題が止まらないw

:理は、予想していない方向で暴走してくるw

:柔らかくて気持ちいいよね(意味深)w


卑弥呼:ことちゃん。ライン超えたね。

これ以上この話題を広げるんだったら、首絞めるからね(#^.^#)


コメント

:さすがの卑弥呼様も激おこ

:怖いw

:これぞ。卑弥呼様だわw

「ひみ様の首絞めは、本当に生死をさまようからやめて。」

狂人である理が体を震わせながらおびえていた。

理の怯えている姿を見て、卑弥呼の首絞めに関して、完全に同じ意見で安堵した。


コメント

:生死をさまようとか言いすぎだろw

:ひみ様の力はすごいからねw

:ひみ様は暴走族潰しているしねw

:命を落としそうになるw

:ことちゃん言い過ぎやでw。


言い過ぎではないんだよな。

実際に体験している俺は苦笑いを浮かべている。

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