第22回 爆発は3回行い、卑弥呼様のハートはドキドキ

卑弥呼に、マニュアル完全暗記がばれて、不穏な空気になっている。


 


「豆君さ。なんで、また忖度するの?」


明らかに不機嫌そうに卑弥呼は怒っている。


 


コメント


:どうあがいても、これなんですわw~。


:卑弥呼様は、豆虐のために生まれてきているわ~


:これが、当たり前の流れになるんですかねw。


:切り抜きチャンスw


:怒ってから仲直り、実質カップルw


 


「え~とですね。卑弥呼様と楽しくゲームしたいからです。」


恐怖のあまり、俺の声が震えている。


 


コメント


:声wwww


:声wwwwww


:おびえすぎてわろったw


:これはひどいwwwww


:声www


 


「えっ、我さ。ゲームで失敗して、ゲームと豆君にブチ切れるように見えますか?


我は、一喜一憂なんてしませんからね。」


きっぱりと卑弥呼様は言い切った。


 


正直、一喜一憂しているんだよな~。


忖度されてうれぴーとか言っていたやつでは説得力が皆無でしかない。


 


「見えません。卑弥呼様は大人です。」


 


コメント


:豆、嘘。


:お嬢様は注文が多いですねw


:お嬢様は、ませていますからねw。


:卑弥呼様は、なんで、気付いちゃうのかなw。


:すべてが茶番にしか見えないんだよねw。


:卑弥呼お嬢様は、ゲームに負けて同期の男性Vにブチ切れていますw。


 


ゲーム内の爆弾が時間経過ともに爆発した。


それに伴い、卑弥呼様も怒り始める。


 


「私は、豆とのゲームを楽しみたいだけなのに。


あの時の反撃は何だよ。


あの時、あんたはあの子と同じ特別な人間だと思ったのに。」


卑弥呼は半べそをかきながら怒っていた。


 


コメント


:素が出ていますよ。卑弥呼様w。私になっているw。


:私!?


:我を言わない卑弥呼様初めてだわ。キャラ設定とか忘れているなw


:卑弥呼様は、キャラ設定崩壊w


 


あの時の反撃とは、アリス談議で、アリスたんの愛なら負けないって言ったことか。


卑弥呼は人生で一度も反撃されたことがないため、反撃した俺のことを特別だと思っていたのか。そこから、コラボするほどの興味を持ってしまったのか。


それほど、アリスたんへの愛が本物ってことなんだね。うれしいな。


 


 


             だから、卑弥呼に言わないといけないことがある。


「卑弥呼様、俺の(アリスたんへの)歪んだ愛を特別って言ってくださって。」


 


コメント


:えっw


:告白w


:告白w


:歪んだ愛=豆虐のことですね。


:爆弾→怒り→リア充の順番で爆発するの面白いわw。


 


「えっ、どういうことなの?」


卑弥呼は顔を真っ赤にして言った。


 


「一緒に(アリスたんへの)愛を育んでいきましょう。


卑弥呼様は僕の(アリスたんで毎日抜いているという)秘密をもっていますから、ある意味特別な関係ですよ」


 


コメント


:関係性が加速しすぎて付いていけないw


:秘密ww


:えっ、修羅場から告白の流れって、豆は昔とは違うわw


:ある意味=意味深


 


「その~、我のことを女として見れるのか?」


卑弥呼はもじもじしながら、答えた。


 


「もちろんですよ。(生物学上の意味で)かわいい女性としか見れないですよ」


卑弥呼が何故見れば分かることを聞いてくるのかを疑問を浮かべながら、答えた。


 


「(返事は)次のコラボでいいか?ドキドキしすぎて、放送できない。」


明らかに呼吸が乱れていて、卑弥呼は過呼吸症候群になっている。


 


「今じゃないとだめです(過呼吸症候群は対処を間違えると命を落とすリスクがあります)。」


 


いきなり、卑弥呼の返事が切れた。


でも、過呼吸症候群で命は落とすことは少ないから、配信というストレスさえなくなれば、落ち着くかもね。


 


 


コメント


:豆が男になったww


:豆が積極的になったww


:エド様、卑弥呼様をよろしくお願いします。$10万円


:エドワード様、今後ともよろしくお願いします。 $1万円


:答えは次コラボかw。


 


コメント欄がおかしなことになっているな。


何事もなくて、よかったわ。


これで配信やめようかな~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


一方、夏目解説員は発狂しすぎて、倒れていた。

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