第77話 聖女様の告白
「誕生日パーティーですか。ブライヒレーダー辺境伯邸で行われるのは、ヴェンデリン様と縁を繋ぎたい貴族が多いからでしょうね」
ヴェルの、十三歳の誕生日パーティーをブライヒレーダー辺境伯邸で行う。
その話をブランターク様から聞いた時、ヴェンデリン様の婚約者である私は冷静にそう分析した。
教会に大きな影響力を持ち、王城でも大物法衣貴族として振舞うお祖父様の孫娘である私は、できる限りお菓子やお料理を作ったり、お茶を淹れたり、困った方々への奉仕活動や治療だけをして過ごしたいのですが、どうしても血の宿命から逃れられないようです。
ヴェンデリン様ほど有名な貴族になってしまいますと、色々と面倒な礼儀、作法から習慣、知識が必要になることも多いです。
正直なところ、ヴェンデリン様の生い立ちでは、それを覚えている時間はなかったはず。
もし時間があっても、あのご実家では教えてくれる方はいなかったでしょう。
あのエーリッヒ様でも、王都で必要なことを覚えたそうですから。
だとすれば、誕生日パーティーの時には、常に私がヴェンデリン様の傍に寄り添って、フォローする必要があります。
もしそれをしなければ……ヴェンデリン様に多くの貴族令嬢や商人の娘さんたちが集まってくるでしょう。
「みんな、妹さんとか娘さんをヴェルに紹介したくて堪らないわけね」
「エリーゼさんがいるのに?」
「私とヴェンデリン様は、まだ婚約をしただけです」
ヴェンデリン様が、私よりも、自分の娘さんなり妹さんなりを気に入るかもしれないと考える貴族たちも多いはず。
彼らがそれに賭ける可能性は非常に高いです。
「ガードするわけね、エリーゼさんが」
「ザ! 女の戦いだね」
「イーナさんとルイーゼさんもご一緒にですよ」
「ボクたち三人で固めるんだ」
「はい、そうしないと……」
懲りずに、側室やら、愛妾兼メイドの押しつけを目論む事例がパーティー中に何回発生するか?
考えるだけで、恐ろしいことになりそうです。
「でも、エリーゼはボクたちを認めるんだね」
「私は、これでも貴族の娘ですから」
貴族で、妻が一人という方は珍しいですからね。
そこに本人の意思はあまり関係なく、さらにヴェンデリン様ほどの功績を挙げられ、財力を持つ方は余計に。
立場の弱い女性の面倒を一人でも多く見るべきだという理由で、側室や愛妾を断るのが難しくなるのですから。
実際私の実家もそうで、実は兄と私は母親が違いますから。
「神官であるお祖父様とお父様でも、側室は断れませんでしたから。ヴェンデリン様も……」
「うちもよ」
「うちもだね」
大貴族の陪臣ですと、やはり複数奥さんがいることが普通です。
とはいえ、実際に同じ屋敷で生活をしていますと……イーナさんとルイーゼさんのお母様は妻としての序列が低いそうで、そういう貴族なり陪臣の子女たちは、冒険者を目指すケースが多いのです。
本妻と側室が産んだ男子の年齢が近かったり、側室の方が寵愛を受けてその子供を次期当主に据えたいなんて当主が考え出すと、双方の関係が険悪になるなんて事例も珍しくありません。
『揉めるのなら、最初から奥さんが一人でいいじゃないか』というお話になるのですが、子供が生まれないと御家存続の危機となりますし、そうなると次期当主を狙って親戚同士で揉めます。
お祖父様は、『結局同じこと。ならば自分の子供の方がマシだから、貴族は妻が複数いるのだ』と仰っていました。
「そういうわけでして、私たち三人で気合を入れて阻止するのです」
「エリーゼさんって、意外と張り切り屋さん?」
「イーナちゃん、ここは正妻であるエリーゼさんが指揮を執るべきだと思うな、うん」
「それが一番効率いいわね。よろしくね、エリーゼさん」
「よろしく、エリーゼさん」
「あの、エリーゼでいいですよ」
「じゃあ、私も呼び捨てで」
「ボクも!」
「私はその……昔からの癖で、イーナさん、ルイーゼさんの方がしっくりくるので」
「そう……(ヴェルに聞いたとおりね)」
「ふうん、そうなんだ(意外と頑固だって、本当なんだ)」
三人の仲が険悪にならないでよかったです。
イーナさんとルイーゼさんが側室ならば、ヴェンデリン様も安心なされるでしょう。
ここは一致協力して、押し掛ける方々を防ぐことに集中するとしましょう。
魔物とは違って倒すわけにいきませんし、だからこそ厄介な敵でもあるのですから。
「それでですね」
「まだあるの?」
「はい、ヴェンデリン様の誕生日なのですが……」
ブライヒレーダー辺境伯邸で行われる大規模な誕生パーティーは義務、仕事のようなものです。
そうではなくて、この家で関係者だけでささやかに行う誕生日パーティーの相談をしたいのです。
ヴェンデリン様も、そういうパーティーの方が嬉しいでしょうから。
「確かに……ヴェルって、知らない人たちに大量に押し掛けられるのを嫌がるわね」
「エリーゼ、ボクたちよりもヴェルを理解するのが早いかも」
「私、ケーキを作りますから。お二人は料理をお願いします」
「そうね。ヴェルだって、あんなパーティーは嫌々でしょうし」
ヴェンデリン様としては、せっかくブライヒレーダー辺境伯様が取り仕切ってくれる誕生日パーティーを嫌だとは言えません。
貴族の責務として仕方なしに出席するであろうことは、私たちからすればわかりきったことですから。
「三人で、ヴェンデリン様のお誕生日をお祝いしましょう」
「そうね、ヴェルもよく知らないオジさんたちに囲まれるよりも、仲間から祝ってもらった方が嬉しいでしょうから」
「ボクもそう思うけど、エリーゼはちょっと意外かも」
「そうですか?」
「うん、怒らないで聞いてね。エリーゼって、ホーエンハイム枢機卿からヴェルの婚約者になるように言われて日が浅いでしょう? まだヴェルのことを、そんなに好きだとは思わないんだけどなぁ」
「私たちだって、まだ知り合って一年も経ってないものね」
イーナさんとルイーゼさんも、ヴェンデリン様と知り合ってそう時間が経ってはいないのですか。
私はもっと日が浅いですが、これなら挽回できそうですね。
お二人は、どうして私が知り合ったばかりヴェンデリン様を好きなのか、疑問に思っているようですね。
「確かにそうですね。最初にお祖父様から、ヴェンデリン様の妻になれと言われた時には驚きました」
実はこれまでに、私を妻に迎えたいというお話はとても多かったのですから。
法衣、大物在地貴族を問わず、伯爵家から男爵家まで数十家。
他にも、侯爵家、辺境伯家、公爵家、はては王族からもお話があったと聞いています。
きっとみなさんは、私の治癒魔法と『ホーエンハイム家の聖女』の名声を欲っしたのでしょう。
貴族ともなれば、当たり前の考え方です。
実際に今も、ヴェンデリン様の『竜殺しの英雄』という名声に群がっている貴族たちは多いのですから。
「有名になると大変ね」
「知り合いが増えちゃうからね」
「どういうわけかお祖父様は、それらの婚姻話を断り続けていました。きっとどこかで、私が嫌がっていることに気がついたのでしょう」
私は貴族の娘なので、実家から言われた縁談を断れません。
正直とてもありがたかったのですが、それでもいつかは断れなくなるとも考えていました。
「それが、ヴェンデリン様の古代竜退治が噂になってからすぐに……」
ヴェンデリン様が陛下と謁見をし、準男爵の爵位と双竜勲章を得た直後のこと。
突然、お祖父様からこう言われました。
『エリーゼ、お前の夫が決まったぞ。バウマイスター準男爵殿だ』
『あの竜殺しの英雄様がですか?』
『そうだ。その竜殺しの英雄だ』
『それはよろしいのですが、竜殺しの英雄様は準男爵ですよ』
面倒なお話ですが、私の実家ホーエンハイム家は子爵家です。
これまで公爵家の要請まで断って来た手前、私の夫は最低でも男爵でないと文句が出るはず。
『家格の釣り合いに関しては問題ない。すぐに男爵になると陛下が仰っていた』
『もしかして、パルケニア草原でしょうか?』
今日教会の方から、王国軍がパルケニア草原に出兵するので、治療担当として遠征軍に加わるようにと言われていました。
他の治癒魔法の使い手たちと、戦死者を現地で弔う司祭様も合わせて、従軍神官という扱いになるそうです。
過去に何度も討伐軍を撃退し続けた老巨竜相手に大丈夫かと思ったのですが、すでに噂の竜殺しの英雄様も出陣したので、安心だと司祭様は仰っていました。
私たちも含めて、派遣軍本隊は竜との戦闘は一切ないとも。
加えて、王宮筆頭魔導師である伯父様に、ブライヒレーダー辺境伯家の切り札である、高名なお抱え魔法使いブランターク様もヴェンデリン様とご一緒だとか。
どうやら王国は、本腰を入れてパルケニア草原攻略に乗り出すようです。
『バウマイスター準男爵殿が遠征から戻り次第、教会本部で本洗礼を執り行う予定だ。その時には男爵になっているだろうから、エリーゼを紹介する』
『わかりました』
正直、どんな人なのだろうと思っていました。
生まれは貧しい名ばかり騎士爵家の八男で、寄親の家臣たちからもバカにされるような存在であったと、お祖父様から聞いています。
そんな人が、竜を倒して独立した貴族家の当主になってしまったのです。
その心境は、どのようなものだったのでしょうか?
そしてついに始まった、パルケニア草原出兵。
私は本陣隣に設置された救護所で負傷者たちへの治療を行いながら、そのようなことばかり考えていました。
途中次々と、先発した伯父様たちに関する報告が入ってきます。
伯父様は、得意の魔法を使った戦闘術で竜の動きを封殺。
その間に竜殺しの英雄様が準備をしていた戦略級の広域上級魔法で、老巨竜は呆気ない最後を迎えたそうです。
ブランターク様は、『ただ浮いているだけで楽だったな。もっとも、バウマイスター準男爵殿がいなかったらヤバかったけどな』とも言っていたとか。
伯父様の戦闘力は老巨竜を圧倒していたそうですが、魔力の消費量が膨大で短時間しか戦えません。
もし途中で魔力が切れてしまったら、あとは死を待つしかないのですから。
『やはり、魔力消費量の計算が甘かったようである! 全力で動いて五分で相手を殺すことができなければ、死ぬのは某であったのである!』
伯父様は、偵察に来た兵士にそう報告していたそうです。
そして老巨竜の死後も、伯父様たちは最前線に残って魔物の討伐を続けていました。
王国軍や冒険者有志にとって危険な魔物を、間引き続けてたのです。
それでも救護所には、一日に百人を超える負傷者が運び込まれてきました。
私も懸命に治療に当たっていましたが、老齢の司祭様に言わせるとこれでも大分少ないそうです。
『ワシは、若い頃に先々代の王の命令でパルケニア草原に従軍しての』
その時には、老巨竜のブレス数発で数千名が一撃で即死し、生き残った兵士たちも明日をも知れぬ重傷者だらけで、そこに魔物の群れが追撃をかけてきたそうです。
負傷者を救護所に運び込むどころか、撤退しながら助かりそうな人だけを治療し、あとは放置するという地獄の惨状だったと、辛そうに語っておられました。
『助からない兵士を、魔物の予定進行ルートに置き去りにしての。その兵士たちが、嬲られたり食われている間は時間を稼げるからだ。みんな、泣きながら戦友を置き去りにしたんじゃよ』
『蘇生魔法で、救えるかもしれないのにですか?』
『その魔力があれば、治癒魔法が数十回も使える。そういうことよ』
苦悩の表情で、その老司祭様は話してくださいました。
それよりははるかにマシとは言っても、今回も戦死者が出ないわけがありません。
心臓が止まっても、数時間以内なら蘇生は可能なケースが多いのですが、あまりに体の損傷が激しいと蘇生魔法の意味がありません。
生き返らせてもすぐに傷を治療しないと、またその負傷が原因で死んでしまうからです。
心臓が止まっている体に治癒魔法は効かないので、蘇生魔法も完璧というわけでないのですから。
そこまでの手間と魔力を使って一人を助ける魔力があれば、数十名の負傷者を治療でき、軽傷者ならすぐ戦場に復帰できます。
今回も、命の選択は確実に存在しました。
『聖女様、大丈夫ですか?』
多くの負傷者たちに、たまに出る戦死者。
あまりに凄惨な現場に、心配した人たちが私を気遣って声をかけてくれました。
『大丈夫です』
まさか『大丈夫ではありません』とも言えず、私は無理やり笑顔を作ります。
なぜなら、私はホーエンハイム家の聖女なのですから。
「ええと、ちょっと感想が言いにくいわ……」
「そうだねぇ……」
私が従軍した際の話をすると、イーナさんもルイーゼさんも静かになってしまいました。
バウマイスター準男爵家諸侯軍を率いて最前線に出ていたので、私よりも大変だったと思うのですが。
「お二人も、諸侯軍を率いて従軍されたとか?」
「完全なお飾りだったけど」
「ボクもエルもだけどね」
『怪我するな』、『死ぬな』と言われていたそうで、後方でエーリッヒさんたちの護衛をしていただけだと二人は仰っていました。
ですが、バウマイスター準男爵家諸侯軍の戦死者がゼロなわけもなく、陣借りをした人たちに戦死者が五名出たとか。
みんな少ない方だと言いますが、それでも人の死に慣れるなんてことはありません。
「ヴェルは気にして、多目に見舞金を出していたわね」
「ヴェルは、そういうところが律儀だから」
「それから、ヴェンデリン様とお会いしたのですが……」
最初、あれだけの戦績を挙げた方なので、どれほど厳つい容姿の人かと思ったのですが、お優しそうな方で安心しました。
それに、初めてのデートでこうも言ってくれて。
『ホーエンハイム家の聖女かぁ。いきなり竜殺しの英雄とか言われているからわかるけど、ちょっとプレッシャーだよね』
『プレッシャーなのですか?』
『英雄とか言われて素直に喜べるほど、肝が太くないから』
にこやかに、ごく自然にそう私に仰ったのです。
「ヴェンデリン様からそう言われた時、私は初めて自分の気持ちを理解してくれる人と出会ったのだと感じたのです」
生まれつき治癒魔法の才能があり、それを用いて多くの人たちを治して尊敬されました。
お祖父様はそんな私に同情しつつも、貴族として心を鬼にし、私をホーエンハイム子爵家のために利用してきたのでしょう。
そして私も、その期待に答えるべく努力を続けて参りました。
お祖父様の気持ちは重々理解していますが、それでもプレッシャーとストレスを感じていたのも事実です。
「ヴェンデリン様は、実は私をあまり聖女だとは思っていないようです」
「それって、頭にこないの? ねえ、イーナちゃん」
「そうね」
「いえ、私は逆に嬉しいです」
治癒魔法に特化した、優秀な魔法使いくらいにしか思っていない。
ですが、その評価が逆に嬉しかったのです。
ヴェンデリン様は、私を特別扱いしませんから。
「でも、前にお食事をお作りしたら……」
教会で定期的に炊き出しに参加し、孤児院の子供たちのためにお菓子も作る私の手際を凄く褒めてくれました。
『エリーゼは料理が上手だなぁ。手慣れている感があるよ。俺の場合は、大雑把な男料理だし』
『私、ヴェンデリ様のお料理も美味しいと思います』
『ちょっと、調味料が変わっているけどね』
ヴェンデリン様は、私が作った料理を美味しそうに食べてくれました。
「確かに、あの茶色のペーストと黒い液体は見たことがないよね」
ミソとショウユと言うそうですが、これはヴェンデリン様が独自に魔法で製造したものだと教えてくれました。
命名基準がよくわからない調味料でしたが、例のパルケニア草原出兵で、伯父様とブランターク様にも好評だったと聞きました。
「私は、『ショ』に似ていると思いますけど」
「『ショ』ってなに?」
「確か、魚と塩で作る調味料だっけ? 前に本で見たわ。食べたことないけど」
ルイーゼさんは、ショを知らなかったようです。
イーナさんは、口にしたことはないけど知っていました。
『ショ』とは、主に王国東部の海沿いで作られている調味料です。
海の小魚や小エビなどを、大きな甕に大量の塩と交互に入れて冷暗所に置いて発酵させる。
少し独特の匂いや癖がありますが、王都にも輸入されて売られています。
使うと料理の旨味が強くなって、王都でも一定の人気がある調味料なのです。
「癖は、むしろ『ショ』よりも薄いので、販売されたら人気が出るかもしれませんね」
「正直なところ、エリーゼって大貴族の娘さんだから、料理なんてしないと思っていたわ」
「教会に見習いに行かないと、まず作れませんね。お菓子作りのみを趣味としている貴族令嬢は少しはいますけど」
私も幼少の頃から教会に出入りしていなければお茶を淹れるのも、お菓子や料理を作ることすらできなかったと思いますし。
「それに、エリーゼはスタイルいいものね」
「あの恥ずかしいので……」
ルイーゼさんって、私と初めて顔を合わせた男性神官のようです。
恥ずかしいので、視線を胸ではなく顔まで上げていただけるとありがたいのですが……。
以前お祖父様に相談したら、『男とはそんなものだ。気にするな。エリーゼに人気がある証拠でもある。ホーエンハイム家の娘として堂々としていればいい』と言われてはいるのですが……。
「男性の方って、みなさん視線がその……」
胸が大きいと肩が凝って大変ですし、下着を買いに行くのも面倒です。
そんなにいいものなのでしょうか?
「それでも、エリーゼの胸に視線が行ってしまうボク。それは、自分にはないものを求めているから」
「はあ……」
私からすれば、ルイーゼさんは動きやすくていいと思うのですが、それを口にしてはいけないと、私の本能が告げました。
「ヴェンデリン様も、実はそうです……」
やはり、ヴェンデリン様も男性というわけですね。
でも、私の胸に注目しているということは、私が嫌いではない証拠だと思います。
それはとてもよいことだと思うのです。
「こればかりは、男性の本能のようなものだから仕方がないわね。むしろ、魅力的だと思うけど」
「そうなのでしょうか?」
「そうなのよねぇ……現実問題として」
「イーナちゃんはまだ普通だからいいけど、ボクは極めて深刻なんだよ。この先、ちゃんと胸が成長するかどうか。エリーゼはいいなぁ。このまま成人しても勝ち組だしなぁ……」
その後も女性たちのみのお話は続きましたが、関係者だけでヴェンデリン様の誕生日パーティーを行い、その料理を私たちだけで作るというもの以外。
あとは、すべて関係のないお話ばかりになってしまいました。
ですが、とても楽しかったからよかったと思います。
教会の仲間たちですと、なかなかこういうお話もできませんし。
イーナさんとルイーゼさんのことも理解できて、これなら一緒にやっていけそうだということがわかったのですから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます