はいはい、パロディはそうあるべきものですよね。
からの。
へいへい、早速それをパロディ化しちゃいますか。
からの。
おいおい、これってパロディなのか? ガチじゃねえか。
いよいよ超B級へまっしぐらに突き進むクライマックスはパロディの域を超えています。
こちらの予想を決して裏切らず、しかし想像は超えてくるサメアクションに、読み手はB級の、パロディの意味を思い知らされます。B級とはランク落ちではなくそういうジャンルであり、パロディとは昇華させることなのだ、と。
サメの記号化、サメ映画の本質を考えさせる問題作といってもいいでしょう。